鍵を持たずに家を出るなんて

2023年12月6日(水)・曇り / 最高気温3度

8時起床。

今日は St.Nikolaus の日で子供達にとっては嬉しい一日。両親が玄関の扉の前に長靴にはいったプレゼントを夜中のうちに置いておき、朝眼が覚めた子供達がそれを見て歓声を上げるという図式である。アメリカ式のそれとはちょっと違う。

わが家の娘たちも自分たちの子供がいる年代になったので、われわれはもうそんな催しをしなくなってずいぶん年月が経つ。それでもブリギッテは孫のミアのためになにやらそれらしい準備をしていた。

午前中はメールを書いたり調べ物をしていたりしてあっという間に過ぎていく。今日は15時からチームオレンジの例会があるので、ブリギッテに Mangfallplatz の地下鉄乗り場まで車で送って貰った。例会の開場には時間通りに到着する。

例会の今日のテーマは「世界中で支払いが出来るユニバーサルなカード」WISE についてだった。ドイツに長年住んでいる人たちの送金問題などについて経験のあるメンバーがわかりやすく説明してくれた。わたしは初めて知ることだったのでとても興味深かった。

今日は参加者が6人といつもより少なかったので、例会のあともお茶を飲んだりすることもなくスンナリ解散となる。わたしはそれを予定していて住まいの鍵を持たずに出て来てしまった。てっきり家にはブリギッテとミアが居るものだと思っていたのだが、急にミアが帰ることになりブリギッテが送っていったらしい。ブリギッテはわたしが鍵を持たずに家を出たことをすっかり忘れていた。

というわけでわたしは自宅の扉の前で30分ほどブリギッテの帰りを待たなくてはならなかった。考えてみると鍵を持たずに家を出たのは10年以上も経験がない。

振り返ってみると今日はチグハグなことが続いた一日だった。まあ、こんな日もある。