9月30日(水)・快晴/最高気温25度
5時起床。今日も早い起床。シャワーを浴びて下の Family Mart でコーヒーを買ってきて飲むというここ数日のスタイルが気に入っている。
8時にユリアたちと待ち合わせをして鎌倉へ。彼女たちは「かっぱ橋道具街」にも行きたかったらしいが、大井町からだったらやはり鎌倉だろうと思う。
昨夜から鎌倉のどこを案内したらよいのか考えていたが、北鎌倉で下車して鎌倉駅までの間の寺を廻るというのは、最初の鎌倉を経験する二人には地味すぎるだろうと考えた。それと今回の旅行も終わりに近づいていて、わたしも疲れをおぼえていたので、この暑い日中に歩くのは辛いかも知れないと思った。
だとしたら「鎌倉の大仏」、「由比ヶ浜」、「鶴岡八幡宮」、そして「小町通り」だろうと考えた。
朝のうちは秋風が吹いていて肌寒かったのだが、鎌倉駅に着いた頃から暑くなってきた。夏が過ぎ、シルバーウィークとやらも終わった鎌倉駅の午前中はそれほど人出が多くない。江ノ電に乗り換えて三つ目の駅「長谷」で下車して少し歩くとそこにはもう大仏が鎮座していた。
改めて振り返ってみると鎌倉の大仏を見るのは中学校の時の修学旅行以来だから53年ぶりという事になる。この時は2泊3日の旅で「日光ー江ノ島ー鎌倉」というコースを辿った。今となっては楽しかったことしか思い出さない。
奈良の東大寺で大仏を観てきた二人にはそれほどの驚きはなかったようだった。そこから徒歩で「由比ヶ浜」まで行ってみる。
ここは夏の名残を留める「海の家」の骨組みがまだ残っていてどこか寂しげな雰囲気。サーフィンに興じる人たちが何人かいた。しばらく波打ち際を歩いたあと「長谷」駅まで戻り再び江ノ電で鎌倉駅へ戻る。
そこから今度は「鶴岡八幡宮」へと歩く。12時に近い時間だったがかなり暑い。そしてわたしの足も少し疲れを感じていた。
今日は七五三のお祝いなのか、この暑いのに着飾った子供達を数人見かけた。思えばここも何年ぶりかの訪問だ。
帰路は小町通りをゆっくり歩いて鎌倉駅まで。ユリアたちはまだ買い残したお土産があったので「箸」「お椀」などを買っていた。ここで買い物を済ませることが出来たのは時間の節約にもなっただろう。さすがに疲れたので喫茶店に入りコーヒーを飲んでしばらく休む。
大井町のホテルには3時半頃の帰還。わたしは自室でちょっとだけ昼寝。そのあと駅の「みどりの窓口」で明後日の成田空港までの指定席券を購入する。これが思いのほか時間がかかってしまい、そのあと、ユニクロに立ち寄ってわたし自身の買い物をしたから外へ出たときには既に暗くなっていた。
今夕は「目黒・とんき」のトンカツを二人にご馳走することにしていたので目黒駅の改札口で待ち合わせをする。二人は鎌倉のあとまた銀座へ出掛けたそうだ。
「目黒・とんき」のトンカツは安定の品質で、今日も大変おいしくいただいた。キャベツはお代わり1回、ご飯も2杯半食べて大満足。ユリアたちもおいしかったらしい。
これで今回の三人旅もほぼ終わる。明日はそれぞれにお土産を買ったり買い残したものを買ったりして過ごす予定。