6月11日(土)・雨ときどき曇り/最高気温18度
7時起床。
朝食のあとブリギッテは週末の買い物へ。今日から一晩泊まりのお客二人が12時頃に到着するので、それまでにその準備を調えておかなくてはならない。そのために今日の買い物は義母を伴わずにブリギッテが一人で済ませてきた。彼女1人ならサッサと買い物をして戻って来れる。
11時頃に到着すると言っていたお客はアウトバーンの途中から「渋滞に巻き込まれて13時頃の到着になる」と連絡が入った。午前中は雨が降っていたから遅れたのはそのせいもあるかもしれない。2人が到着して午後2時頃から遅い昼食となった。Weisswurst + Brezeln のバイエルン風メニューである。
そのあと食後のコーヒーを飲みながらお話しが進む。午後4時過ぎに街へ出ることにした。今夜は来客のために小さな、本当に小さな舞台で行われるオペレッタの切符を購入してあった。それが始まるのが8時なのでそれまでの時間をミュンヘンの中心にある Viktualienmarkt のあたりを見て回る。これも喜んで貰えたようだった。
7時過ぎにその小劇場 Hofspielhaus に入りそこで飲み物とカナッペを食べながら開演を待つ。今日の出し物は Herr Blumenkohl gibt sich die Ehre という Jaques Offenbach のオペレッタを下敷きにして演出したもの。もちろんフランス語ではなくドイツ語である。あまり期待はしていなかったのだが、とても面白かった。
観客は60人ぐらいしか入らないところだったので本当に目の前で歌っている感じ。歌手はソプラノが音程が定まらずに聴きずらかったけれどその他は満足の出来。テノールは終演後に彼と直接お話しして26歳ということがわかった。立派なものである。良い先生と環境に巡り会えばかなり良いところまで行くかもしれないという予感。
帰宅したのは23時近くで、それから赤ワインを開けチーズとサラミを肴に酒盛りとなった。就寝は午前1時半。