バイエルン放送交響楽団の定期演奏会(3回目)の筈が・・・

2022年12月15日(木)・曇り/最高気温マイナス1度

6時半起床。

例によって夜中に Mia はわれわれのベッドに移ってきたのだが、彼女の咳がひどくて心配してしまった。今日は幼稚園を休ませようとブリギッテと話し合ったのだが、 Mia はどうしても行くといって聞き分けない。朝食をとっている間の様子を観ると昨日と変わらず咳も余りでないようなので幼稚園に行かせることにする。

わたしは明け方から眠れなかったから11時頃にベッドに入り眠り直す。

20時からバイエルン放送交響楽団の定期演奏会(3回目)を聴きに行く。

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イヴァン・フィッシャーという指揮者は初めて聴く。この人の兄さんのアダム・フィッシャーはミュンヘンのオペラ劇場でも何度か一緒に仕事をした。とても気さくな人柄の良い指揮者だった印象がある。

わたしの記憶違いでなければ兄のアダム・フィッシャーは1970年代後半に「Die Fledermaus」を振ったのを見たのが最初。その時には彼の速いテンポに違和感を感じて反感を持ったのを憶えている。😅

19時前に家を出たのだが Tram を待っている間に次女から電話があり彼女の夫が胸の異常を感じて入院したという知らせが入った。彼もふた月ほど前にコロナに感染し、その後激しい咳が数週間続いたという。やはりコロナの副作用なのだろうか。

ブリギッテを見るとiPhoneを握っている手がブルブル震えている。先週の入院以来新しい錠剤を貰って服用しているのだが、彼女はそれ以来寒さにとても敏感になっていた。

このまま演奏会にいっても精神的に楽しめないことは明らかだし彼女自身の体調も心配。最初は引き返すことを渋っていたが今日はわたしも譲らずに帰宅した。演奏会の切符は無駄になったけれどわたしの判断は間違っていないと思う。「健康第一」である。