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2007年03月24日

アンナが入院

土曜日:曇り / 外気温7度
7時起床。今日は午前中に "Parsifal" の舞台稽古とオーケストラ合わせがあっただけで12時半に解放される。われわれ夫婦の誕生日が終わってホッとしたと思ったら、今度は長女の入院ということで、まさに「禍福はあざなえる縄のごとし」という諺を実感する。

数日前から長女のアンナがまた腹痛を訴えていた。昨日、隣家の医者が医長を勤める市立病院で検査をしたところ、来週早々に検査をしたうえで処置をしようということになった。週末にまた痛みが出る可能性もあるので今日から入院。この前は2002年に入院して処置をしたのだが、今回もまた同じ経過かも知れない。

カローラは今日が BayerischeStaatsOper が始めたプロジェクト、青少年のオーケストラ "ATTACA" の初練習。午前中の日本語学校のあと、わたしと落ち合い一緒に食事をして、その練習に臨んだ。練習場所は Bruno Walter Saal で1時間ほど前にわたしがオーケストラ合わせをしたホール。なんだかこそばゆいような妙な感じがする。(笑)

わたしは14時に仕事が終わるブリギッテと待ち合わせて帰宅。今週末はまた店主の飼っている犬 "PABLO" を預かることになっていて、夜眠るための籠などもあるために運転手付きの Mercedes でわが家まで送ってくれた。(汗)

わたしは帰宅してすぐに一時間程の午睡をとる。そのあとアンナの入院した病院へ見舞いに行くブリギッテを送っていく。犬は病院の中に入れないのでそこから引き返してくる。すっかりブリギッテに慣れてしまっている "PABLO" は車の中で悲しそうにクィーン、クィーン、という声を上げ続けていた。帰宅してからわたしが30分程の散歩に連れ出してやる。

夜は公演も練習も入っていないので家でゆっくりと過ごす。わたしが座ってマックをいじっている脇には "PABLO" がおとなしくうずくまっている。ブリギッテはきっと外堀を埋めた、ぐらいの気持でいるのだろう。そうは問屋が卸さない。(笑)