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2006年11月30日

柴犬と MacBook

曇り / 外気温6度
7時20分起床。太陽が見えず気温も6度止まりという比較的寒い日だったがシンとした空気感が漂うおだやかな日だった。夜の "Orphée et Eurydice" は今夜も非番。

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2006年11月29日

冬の炎 上・下 / 高橋 治著(集英社文庫)(追記ありますー2007年2月7日)

image この本は数年前に姉が送ってくれた「風の盆恋歌」の著者によるもので、それなりの期待を持って手に取った。読み始めたのは夏休みが終わってすぐだから9月半ば頃。しかし上巻の途中まで読んで閉じてしまった。

image 11月も半ばを過ぎる頃に、机の隅に投げ出されていたこの本を再び読み始めた。特に読みたいと思ったわけではなく、なんとなく途中で投げ出してしまったことを少し恥じていたのである。だが再開して数頁読んだら、途端にこの本に引き込まれてしまった。上・下巻を読了した今は、誰にでも読むことを勧めたいと思う。これは素敵な恋物語である。

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久し振りにチーズフォンデュー

晴れのち曇り / 外気温10度
7時20分起床。合唱の休日。予定していたことはあるが、どうしても今日中に片づけなくてはならないというものはない。午前中は晴れていたが午後から曇りだした。

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2006年11月28日

わけわからん

一昨日の日曜日のこと。暖かい気候でその日にやるべき事はすべてやり終えたという満足した感じの一日だったが、そろそろベッドに入ろうかという時になってその平穏は破られた。破ったのはもちろんわが妻である。

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寒い一日

曇り / 外気温3度
7時20分起床。昨日に引き続き、朝夕はかなり深い霧が立ちこめて、日中の気温も上がらず寒い日となった。夜の公演 "Orphée et Eurydice" は非番。

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2006年11月27日

朝夕は霧

曇り時々晴れ / 外気温13度
7時10分起床。週明けの月曜日。わたしの仕事は基本的に週末も週日も関係ないのだが、月曜日の朝というのはやはり今日からまた始まる、という気持になる。今日は午前中がホヴァンシチナの音楽稽古、夜は3回目のLa Bohèmeだった。

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ラ・ボエーム (La Bohème) の2回目(このシリーズ最後)

3回目 (わたしにとっては2回目) の公演である今日は20時開演。このシリーズは今日が最後で次は来年の6月に2回また来る。(2007年6月7,10日) 今夜の主な配役は先回と変わらず。

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2006年11月26日

ゆったりと日曜日

快晴 / 外気温18度
7時20分起床。数日前のラジオの天気予報の通り、今週末は実におだやかで暖かい日となった。土曜、日曜は今年最後の庭仕事が出来る日になるでしょう、ということだったがその通り。

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2006年11月25日

ショック!

今日の午後、日本食品店の Suzuki を訪れたときのこと。わたしのあとに3人の子供を連れた若いご夫婦が入店。

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汗ばむ日

晴れ / 外気温16度
7時20分起床。土曜日。今日は合唱の半日休暇。ブリギッテの従姉妹は朝食のあと9時過ぎに飛行場に向かった。朝からおだやかな日。夜の公演 "Orphée et Eurydice" は非番となったので実質的に完全休日となった。

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2006年11月24日

暖かい一日

晴れのち曇り / 外気温16度
7時55分起床。目が覚めたらもう8時近くで久し振りに少し寝過ごしてしまったようだ。もちろん家人はもう出払っていて誰もいない。外はまた明るい光が溢れている。

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ラ・ボエーム( La Bohème)

今日はこのシリーズ2回目の公演。第1回目(11月21日)の公演はわたしは非番だった。今夜の公演は "Freunde des Nationaltheater" (Nationaltheaterの後援会)の貸し切り公演だった。こういうときには開演前に挨拶があったりするので必然的に開演が遅れる。今日も15分の遅延で始まった

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2006年11月23日

ボイラーの故障

曇り時々晴れ / 外気温9度
7時半起床。気温は昨日よりも少し高くなったが、なんと朝からこのアパートの暖房・温湯が切れてしまった。わたしが起きてシャワーを浴びようとしたら、もうぬるま湯状態だったので、今日はシャワーを浴びるのは中止。そのせいか、なんだか一日中目が覚めなかった。(汗)

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冬近し

image わたしが劇場へ通う道で、数日前から冬の準備をしている光景に出会うことが多くなった。左の写真はそのひとこま。これは「この先で立木の枝を切り落としている作業をしています。落下する枝にご注意を!」という意味の警告。

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2006年11月22日

客あり

小雨 / 外気温5度
7時20分起床。今日はこれと言って変化のない一日。あまり書くこともない。今日から3日間ブリギッテの従姉妹がわが家に逗留する。

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2006年11月21日

いいもの見つけた

今シーズンからBayerische Staatsoper のホームページが大幅に様変わりした。これまでのサイトに慣れていたので最初はやはり戸惑った。しかし慣れてみるとこれはこれで悪くない。

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夜の公演は非番

曇り / 外気温9度
7時10分起床。一日曇り空で晴れることがなかった。気温も昨日より一段と低くなっている。しかしそれほど寒さを感じるというわけではない。予想していなかったが今夜は非番となったので少し調子が狂った。

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2006年11月20日

休日・豚汁

曇り / 外気温13度
7時45分起床。曇り空の肌寒い一日。今日は合唱団の休日だが、買い物に出たり、お昼ご飯を作ったりしたので結構忙しくしていた。夜の公演もないのでお昼寝も無し。夕方7時過ぎには気温も1度まで下がる。

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2006年11月19日

おだやかな気候の日曜日

快晴 / 外気温18度
8時起床。予想していなかった上天気。風もなくとってもおだやかな一日だった。昨夜は眠りについたのが一時過ぎと遅かったが、グッスリと眠れて快適な目覚め。

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「神々の黄昏」( Götterdämmerung )

毎度のことだが、今日も16時開演。この演出は今日で打ち切りということである。劇場の首脳陣が今シーズンからガラリと変わったからか、演目の中でも随分切られたものがあるが、この「指輪」もその中の一つで今日が最後。

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2006年11月18日

理由 / 宮部みゆき著(朝日新聞社)

image 今回も単行本でかなり分厚いもの。巻いてあった帯によると直木賞受賞作だとか。この作家の本は確かずいぶん前に読んだことを思いだして、前のブログを検索してみたら次の本が出てきた。
鳩笛草、ばん祭/朽ちてゆくまで(宮部みゆき著)
日付を見ると2004年5月12日となっていて、まだ「乱読、手当たり次第」というカテゴリを開始する以前だったようだ。その時の感想を記していないのが少し残念。

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夕食に招待される

曇り / 外気温12度
7時半起床。予想したように天気は下り坂。しかし、これが11月本来の天気だろう。土曜日だが今日は11時過ぎから「神々の黄昏」のオーケストラ付き舞台稽古。夜は「蝶々夫人」の3回目だったが、同僚に替わって貰った。

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2006年11月17日

天気は下り坂?

晴れ、午後から曇り / 外気温15度
7時起床。なにやらゴソゴソと寝室の衣装棚を掻き回す音で目が覚めた。ブリギッテがなにやら捜していたようだった。目が覚めたので少し予定より早かったがそのまま起きてしまう。今日も2回の稽古。

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2006年11月16日

「蝶々夫人」の2回目

配役などは先日の1回目の公演と同じ。この舞台は本当に古い。現在 Nationaltheater のレパートリーの中では La Bohème と並んで最古参の一つだと思う。ホームページの舞台写真を見ても分かるように、しっかりと組み立てられていて、いい仕事をしている。お金もそれなりにかかったことだろう。

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異常な暖かさ

快晴 / 外気温20度
7時半起床。昨日に続いて素晴らしい天気。しかし、今日は間違いなくこの好天気がフェーン現象であることがわかる。たまに顔に当たる風はまるで春風のように生暖かくてこの季節にしては異常。わたしも後頭部に軽いしびれを感じたが、カローラは頭痛薬を服用していた。夜は2回目の「蝶々夫人」。

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2006年11月15日

光回線が間近?

最近ミュンヘン市内の道を歩きながら気をつけて見ていると[電話ーインターネット料金]の値下げを主張している各社の広告が目立つ。

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忘れ物を取りに戻ってきたような秋の日

快晴 / 外気温18度
7時15分起床。また秋が戻ってきたかのような素晴らしい天気。風もなく、気温も18度まで上昇して気持ちの良い一日だった。もしかするとフェーン現象なのかも知れないが頭痛がしたりはしなかった。

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2006年11月14日

小雨の中の休日

小雨時々曇り / 外気温12度
7時半起床。土曜日、日曜日と連休だったのに、一日あいだに置いてまた休日である。誰に対してということではないが、ちょっと申し訳ない。ゆっくりとシャワーを浴びて頭を洗う。カローラは9時過ぎの登校だとかで、二人で静かな朝食。残念ながら朝から小雨が降っている。

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PowerBookG4のメンテナンス

最近どうもPowerBookG4(1.25MHz)の動作が遅くなってきていた。メモリは1.25GB積んでいるのだが Mail.app, Safari, Vienna, Jedit を同時に立ち上げておくと動作が鈍くなる。それに電源ケーブルを繋いで何かしているとすぐにファンが回るようになった。なんとかしなくちゃと思っていたところに Mac Fan 11月号の記事が目に入った。

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2006年11月13日

「蝶々夫人」の1回目

今日は "Madama Butterfly" 。3回上演するが今日はその一回目。女声合唱のメンバーが数人新しい人と交代になったようで、彼女たちに動きを教えるため開演45分くらい前に呼び出しが掛かった。

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寝不足気味

曇り / 外気温9度
7時10分起床。今日も昨日同様に結構風が強い曇り空の一日。昨夜は就寝してからも本を読んでいたりして1時過ぎに眠ったから、今日は朝から少し睡眠不足気味。

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綾の鼓・いすぱにやの土 / 中里恒子著(文藝春秋刊)

image 久方ぶりに丁寧に作られた本を手にした。控えめでありながらどこか訴えるところがあるデザインの、しっかりとした箱に入れられた、布張りの本。ここ数年、読むのはほとんどが文庫本で、たまに手にする単行本もこれほど拘ったものにあたらなかったから新鮮だった。それにしても標題の「あやのつづみ」という音の響きがすてきだ。読む前から期待感が募ろうというものである。

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2006年11月12日

風の強い一日

雨のち曇り、珍しく風強し / 外気温8度
8時起床。ミュンヘンにはめずらしく風の強い一日。朝から雨が降っていてそれ自体は大したことがないのだがやはり風が強いと部屋の中から見る風景も一変する。今日はどちらにしても身体を休ませようと思っていたから願ったりの雨だった。

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2006年11月11日

ゆったりと時間が流れる

晴れ、のち雨 / 外気温10度
8時起床。本来なら今日の午前中は音楽練習が入っていたのだが、土曜日ということで今日の練習は後日に回すことにして休日となった。これで今日と明日の連休となったわけで、嬉しい。天気の方は午後から崩れだして雨模様となる。大した雨ではなかったが珍しく風が強かった。

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2006年11月10日

この週末は1人でゆったり

晴れ / 外気温10度
6時半起床。「行ってらっしゃ〜い、と送り出してね」とブリギッテに起こされた。今週末、彼女とカローラはパリに旅行に行くのだった。ということは今日から日曜日の夜までわたしは1人である。(^_^)

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2006年11月09日

雨模様の一日

曇りのち雨 / 外気温10度
7時25分起床。今朝はなんだかバタバタしているブリギッテに起こされた感じで寝覚めがスッキリしなかった。なんでも彼女は医者の予約を忘れていたらしい。別にわたしをたたき起こさなくても良さそうなものなのに。(笑)

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思いがけない小包

昨日「割れ物につき注意」という帯が巻かれた小荷物が届いた。差出人はと見ると MasterCard からである。帰宅したブリギッテにはすぐにピンと来たらしい。

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ゴーリキー・パーク / マーティン・クルーズ・スミス著・中野圭二訳(早川書房)

image これもJapan Club からお借りしてきた本。自分では絶対に買わなかった本だろう。いや、この本の出来がどうのこうのと言うよりも、これだけ細かい字でビッシリと書かれた分厚い翻訳小説を読み通す根気が不足しているからなのだが。今回も途中何度か投げ出したくなったけれど、頑張って最後まで読んだ。

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2006年11月08日

自動車ガソリンの値段(2006年11月8日)

image 今月はまた値下がりしていて、先月に較べると2セント安くなっている。これで今年の最高値から20セント下がった。まだこの調子が続くかな。しかし、間もなく年末だからそれを見越して値上げがありそう。

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財布を忘れて家を出てしまった

晴れ / 外気温15度
7時半起床。今日も素晴らしい天気。しかし、財布を忘れて家を出たことに路面電車の中で気づいて慌てた。気をつけていても、こういう事は一年に一度か二度はある。(汗)

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3回目の Billy Budd (シリーズ最後)

先回の公演で、合唱がかなりバラバラだった事は先回のエントリで書いた。指揮者の Kent Nagano 氏からも合唱指揮者に「次回は頑張って欲しい」という要請(苦情)があったとかで、今日の午前中の練習では予定にはなかった Billy Budd が入った。先回に落とした部分を集中的にさらったせいか、今夜はバッチリ。(笑)

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2006年11月07日

暖かくおだやかな休日

晴れ / 外気温13度
7時半起床。合唱の休日。天気予報が当たって、おだやかで風もない比較的暖かい一日だった。車のタイヤ交換やアイロン掛けなどを昨日までに済ませてしまっていたので、特別にすることもなかった。至極のんびりとした一日。

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iPod nano を持って散歩

今日の散歩には久し振りに iPod nano を持って出掛ける。一時間半ほどの歩行時間に聴いたものは次の通り。

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2006年11月06日

少し気温が上がってきた

薄曇り / 外気温10度
7時10分起床。昨夜は久し振りに日本人同士で大声で会話していたらやはり疲れたのか朝までグッスリと眠ってしまった。わたしだけの問題かもしれないが、日本語で意識せずに普通に喋るときには、どうも喉の奥の方を使って喋っているような気がする。疲れるというのは普段使わない筋肉を使うからだろう。

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2回目の Billy Budd

ここしばらく病気だったようだけれど、今夜は Mr Redburn 役を本来の Martin Gantner が歌った。その他の配役は一回目の公演と同じ。

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2006年11月05日

日本人駐在員の講演会

小雨 / 外気温9度
8時起床。せっかくの日曜日、朝から小雨が降っていたが気温の方はそれほどには下がらなかった。歩く方も今日は休日とする。午後から日本人駐在員の方の講演会があってそれを聴きにいってきた。

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2006年11月04日

目まぐるしい土曜日

薄曇り / 外気温6度
7時起床。今日はブリギッテに振り回されて目まぐるしい一日だった。しかし、終わりよければすべて良しということでホッと一安心。

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3回目の "Don Carlo"

このシリーズ3回目、最後の公演である。今夜の配役は前回とまったく変わらず。

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2006年10月の歩行記録

10月になって劇場の仕事も始まり、毎日の生活がいつものペースになったせいか、それほど意識しなくても一万五千歩の線を越えた。しかしその中の数日は少し足の筋肉が張った日もあったのでオーバーワークだったのかもしれない。11月はペースを落とそうと思う。

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2006年11月03日

ちょっと風邪気味

小雪、のち曇り / 外気温6度
7時20分起床。朝起きたときにはまた雪が降っていたのだが、すぐに止んでそのあとは曇り空の一日。それでも庭に積もった雪は一日中消えることがなかったから、最高気温も5~6度だった。今日は2回の音楽稽古。

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2006年11月02日

蝉しぐれ / 藤沢周平著(文春文庫)

image しばらくご無沙汰していた藤沢周平氏の小説。この題名で思い出すのはわたしの敬愛する方が「蝉しぐれ」こそ藤沢周平の傑作、と薦めてくれたものだったこと。そして昨年の夏に帰国したとき、テレビ映画化されて大きな広告を見たこと。読みたいとは思っていたが、これまでその機会がなかった。

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レベッカへの鍵 / ケン・フォレット著ー矢野浩三郎訳(集英社)

imageずいぶん昔に一度読んだような記憶がある。翻訳小説というのはあまり読まないのだが、パラパラとページをめくってみるとサラッと読めそうな気がして JPAN CLUB からお借りしてきた。「レベッカへの鍵」というタイトルはどこかワクワクさせる響きがある。翻訳小説をあまり読まないと書いたのは、訳者によってオリジナルの小説が随分と曲げられてしまうような気がするから。

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初雪

晴れ / 外気温5度 7時半起床。合唱団の休日。目が覚めて庭を見たら天気予報の通りに初雪である。なんとまあ、つい数日前にはあんなに暖かかったのに急転直下とはこのことか。

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2006年11月01日

一転して初冬の陽気

2006年11月1日水曜日

曇り、のち晴れ / 外気温8度
7時50分起床。今日は祝日 (Allerheiligen) である。しかし夕方から公演があるので完全休日とはならず。昨日は18度ぐらいあった気温も一気に8度ぐらいまで下がってしまった。いよいよ冬の到来かな。

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2回目の "Don Carlo"

このシリーズ2回目。今夜はタイトル・ロールが Fabio Armiliato に替わった。歌唱も文句のないものだったし、容姿も "Don Carlo" にはピッタリとはまって、今日のお客は幸せだったろう。Rodrigo は今日も本来予定されていた Martin Ganthner に替わって Simon Keenlyside が歌った。彼も素晴らしい出来。

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