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2006年11月04日

目まぐるしい土曜日

薄曇り / 外気温6度
7時起床。今日はブリギッテに振り回されて目まぐるしい一日だった。しかし、終わりよければすべて良しということでホッと一安心。

というのは、昨夜からブリギッテの調子が悪くて、彼女は夜もよく眠れなかったらしい。明け方近くに彼女が何回かトイレに起きるのをわたしはうっすらと記憶している。夜じゅう頭痛と吐き気がして良く眠れなかったそうだ。間の悪いことに今日の土曜日、彼女はどうしても出勤しなくてはならないとのこと。朝起きてシャワーを浴びたあともわたしが心配になるほどに青白くげっそりとした表情。

週末に食べる野菜と果物をどうしても買いたいという彼女の希望で、車でまず野菜市場へ。そのあと彼女の勤め先まで送っていく。幸い、わたしは今日は夜の公演だけで午前中は何もなし。

わたしが家に戻って買い物の整理をしたあとコーヒーを飲んでいると、11時半頃に彼女から電話が掛かってきて、迎えに来て欲しいという。同僚たちにもわかるほどの焦燥ぶりだったから家に帰って休息するようにと薦められたのだそうだ。周りの人達も風邪が感染するのを恐れたのだろう。(汗) 帰宅した彼女は朦朧とした表情でベッドに直行。それから2時間ほどグッスリと眠ったようだ。

その間、心配しながら食卓の上でPowerBookG4をいじっていたわたしは午後2時頃に「もうすっかり良くなったわ、ああ、良い気分」と晴れ晴れとした表情で起きてきたブリギッテに驚かされる。「え〜!ついさっきまで今にも倒れそうな感じだったのにどういうわけ?」と思ってしまう。まあ、これが彼女の特徴なんだけれど。わたしだったらこうはいかない。

しばらく観察していて、どうやら、良くなったのは本物のようなので、安心してわたしは一時間の散歩に出掛ける。帰宅して一緒にコーヒーを飲んでから4時半頃に家を出て劇場へ。今日は3回目の "Don Carlo" だった。自分が風邪気味だったことも日中はしばらく忘れていたほど彼女のことが心配だったのだが、彼女が良くなった途端にまた思いだした。それから何度かうがいを励行して随分良くなったとは思うのだがまだ油断は禁物。今夜もこの日記を書いたあとすぐにベッドに入ろう。