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2006年11月25日

汗ばむ日

晴れ / 外気温16度
7時20分起床。土曜日。今日は合唱の半日休暇。ブリギッテの従姉妹は朝食のあと9時過ぎに飛行場に向かった。朝からおだやかな日。夜の公演 "Orphée et Eurydice" は非番となったので実質的に完全休日となった。

ブリギッテは土曜日出勤、カローラは日本語・コースへと出掛けたので午前中は1人でゆったり。先日借りてきたNHK「その時歴史は動いた」のDVDを見る。サンフランシスコ講和条約を扱ったもので歴史で習ったこととはいえ画像付きだったからやはり訴えてくるものが違う。面白かった。これで借りてきたDVDはすべて見てしまったのでそれを返しに行くことにする。天気もおだやかなので街まで歩くことにした。

今日はイザール河にできるだけ沿って歩くことにする。秋口のような軽装で歩き始めたのだが20分ほど歩くと汗ばんできた。まずは久し振りに Sendlinger Tor 近くのマックのお店に立ち寄ってみる。驚いたことに店内はお客で一杯。このお店がこんなに混んでいるのを見るのは初めてである。土曜日の午後ということもあるのだろうがやはり iPod 人気のゆえかも知れない。iMac の周りにも結構お客が固まっていた。やはり24インチは大きくて素晴らしい。買うならこれだな。(笑)

image そのあと日本食品店・Suzuki へ向かう途中に最近出来たシナゴーグを見に行く。シナゴーグについてはシナゴーグ - Wikipediaを見ていただけると分かると思います。 この場所はほとんど市の中心部といってもよい場所で、シナゴーグだけではなく Jüdisches Museum と Gemeindezentrum の3つの建物があり、何か威圧感を感じさせるたたずまい。ナチス・ドイツのユダヤ人虐殺・迫害の歴史がこれだけの建造物を街の真ん中に造らせたのだろうが、わたしのような第三者の目からみるとかなり押しつけがましいものを感じた。これに反感を持つドイツ人がいても不思議ではないような気がする。難しいものである。

DVDを返却するときに店のご主人から、ひと月会員になることを薦められる。「功名が辻」をすべて見ることを前提に計算してみると確かにその方が安上がりになるので12月24日までのひと月会員になることにした。そこを出たあとはさすがに歩く意欲がなかったのでおとなしく路面電車で帰宅する。(汗) この時点で既に一万三千歩を越えていた。

帰宅するとブリギッテもカローラも戻っていた。彼女たちは買い物に出掛けたのでその間にわたしは早速借りてきた「功名が辻」の第九・十話を見る。彼女たちが帰宅してから夕食。