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2010年04月13日

この時期の春らしい一日

火曜日・晴れ / 外気温11度
7時半起床。天気予報から想像していたよりは寒くはなかった。むしろ、暑くなく寒くなく気持ちのよい春の一日。午前中のプローベだけで、わたしは夜のプローベは無し。

10時から始まるプローベに GMD のケント・ナガノ氏が来て話すことがあるということだったので、はて何を話すのだろうと思っていた。忙しい GMD が合唱練習室に来て話をするというのは一年に何度もあることではないのだ。

彼はかなり小さな声で話すので内容の聞き取りに苦労したが、現在の合唱指揮者のマスペロ氏が今シーズン限りで交代するので、彼の労をねぎらうのと、われわれ合唱団に対する日頃のお礼、そして来シーズンの展望などを語り30分ほどで帰って行った。

今シーズンは合唱団にとっては楽な年だったけれど、来年は「ルサルカ」「フィデリオ」「カプレーティ家とモンテッキ家」「アッシジの聖フランチェスコ」などの新演出が予定されていて結構大変なシーズンになるということを話していた。

そのあと、例によって Medea in Corinto と Wozzeck を通してプローベは終了。そのあと、GVL の書類提出のための案内があった。GVL (Gesellschaft zur Verwertung von Leistungsschutzrechten) というのは、われわれの場合上演したオペラが録音、録画、ライブ中継された時に生じる、演奏者の権利を申請する機関である。そのシーズンによって額は違うのだが、これを申請しておくと12月の半ば頃になにがしかの金額が振り込まれてくる。それがわたしのささやかなボーナス(Mac購入資金)になるというわけ。(^_^;) 最近は録音して CD になるということがめっきり少なくなったので必然的にその額も少ない。これも時代の流れだろう。

Rosenheimerplatz の地下鉄駅から階段を上ってくると目の前に「鶏の丸焼き」の屋台が眼に入った。今日は火曜日だったのだ。昼食は昨夜の残り物で、と考えていたのだが予定を変更して半羽を購入。帰宅して温かいうちに美味しく食べた。

夕方から40分ほどの散歩に出掛ける。これで今日も一万歩のラインは確保。少し疲れたけれど気持ちがよい。夕食にはカローラが訪れた。彼女は明晩のオペラ Dialogues des Carmélites に来るという。