« Fidelio の三回目 | Main | 「愛の妙薬」の二回目 »

2010年12月29日

もっと注意しなくてはと反省

水曜日・曇り / 外気温1度
7時半起床。今日は午前中に「子供と魔法」(L'enfant et les sortilèges) の衣装合わせがあり、夜は3回目の Fidelio の公演があった。電話と DSL の契約をしている Vodafone との契約変更で問題があり疲れた。

午前中のプローベは「ルイザ・ミラー」でわたしは入っていないから本来なら自由時間だったのだが、「子供と魔法」(L'enfant et les sortilèges) の衣装合わせが入ってしまった。行ってみるとわたしは3つの異なる衣装を着替えることになるようである。

その衣装というのがひとつは「カエル」で、もう一つは「ペンギン」。なんだか小学生の時の学芸会衣装を思い出した。勿論プロが作るものだから布などもかなり高価なものを使っている。このオペラがもう上演しなくなって一般に売るような時が来たらきっと高値で売れるだろう。(^_^;)

10時半にはそれも終わって、今の時期に穿くズボンを買おうと思って Marienplatz まで出掛けた。その途中に Vodafone の店があって、この間からやろうと思っていた契約の変更を思い出した。今よりももっと値段の安いカテゴリーに移行するつもりだったのだ。契約自体は特に問題もなかったのだが店員が「マネーカード」(EC Card) を見せてくれというので、つい、それを出したら別室にいったん引っ込んでそれをコピーしてきた。

わたしはそれに納得いかなかったからそのコピーを返してくれと言ったのだが「外国人の契約者の場合は不払いの危険性からコピーさせていただきます」と返してくれない。わたしも「まあ、Vodafone だから間違いはないだろう」と思いそのまま帰宅した。

家に戻ってその顛末をブリギッテに説明すると 外国人だからという理由でそんなことをするのは許されないし、そもそもカードをコピーするというのは法律で禁じられているはずよ」と言う。

それからすぐに2人で Marienplatz の Vodafone まで出掛け、抗議の末そのコピーを返して貰ったのだが、そのコピーを二重にコピーされている可能性もあるから、これからしばらくはわたしの口座の明細に注意を払わなくてはならないだろう。これは完全にわたしの不注意であった。

わたしはかなり早い楽屋入りだったがそのあと劇場へ。終演は22時。今日は一日中外へ出ずっぱりで昼寝も出来なかったが、Vodafone の件で興奮していたせいか疲れは感じなかった。