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2012年04月10日

急に暖かい日となった

火曜日・曇りのち晴れ / 最高気温21度
7時半起床。どうしたことか今日だけ急に気温が高くなった。天気予報によれば明日はまた最高気温が8度の寒い日になるらしい。身体の方も追随するのに苦労する。午前中は2時間半にわたって Turandot のオーケストラ合わせがあった。夜は今シリーズ4回目の Otello 。この演目もわたしにとっては最後の公演となった。

10時から始まった Turandot のオケ合わせはカラフ役に Johan Botha を迎えて最初から最後まで通した。彼はやはり現在一番脂の乗りきっているテノールのひとりと言える。素晴らしかった。指揮者は Dan Ettinger で降り始めはずいぶんゆっくりとしたテンポで歌い手は大変かも、と感じたのだが、彼の棒が歌手の歌心にマッチしているのか、歌い手たちはのびのびと歌っていた。特に感心したのは楽譜には書かれていない休符がフッと現れることがあって、それが音楽の表情を持っていたこと。ずっと昔に聴いた練達の指揮者たちが度々感じさせてくれたものを久しぶりに味わった。

プローベが終わって外へ出るとまぶしい光が溢れていた。 Viktualienmarkt の近くにある日本人理容師さんのいる店に立ち寄り土曜日の午前中を予約してきた。今回はブリギッテも結婚式の準備で忙しくしているので本職に切って貰うことにしたのだ。かなりお腹が空いていたのでいつものケバブ屋さんに立ち寄って昼食をとり帰宅。

帰宅して30分ほど休んでからそのあと1時間の昼寝。目覚まし時計のアラームが鳴るのとほとんど同じタイミングでブリギッテが買い物から戻ってきた。一緒にお茶にする。テラスには陽の光が一杯で10分も座っていると暑くて汗がでてきそう。わたしは花粉症が怖いので部屋の中でお茶を飲んだ。

夕方5時半に家を出て劇場へ。今日も Regerplatz から歩いたのだが劇場に着いたときには汗をかいていた。順調に公演も進んでわれわれ合唱団の出番が終わり、帰宅は22時20分。