高専の同級会があった

12月1日(日)・快晴/最高気温15度

7時起床。今日も東京は素晴らしい快晴。暑くなく寒くなく、とても快適である。今日は12時半から上野・東天紅で高専の同級会があった。これが今回の帰国の第一目的だった。

わたしの泊まっているホテルは10時頃からお掃除の人が廊下を行ったり来たりする音がかすかに伝わってきてちょっと落ち着かない。それで身支度を調えて10時半頃に部屋を出た。

少し歩こうと思い、秋葉原駅で下車して途中の店を眺めながら中央通りを上野方向へと向かう。秋葉原もずいぶん様変わりしたものだと思う。わたしが音楽学生だった1970年代前半の頃はステレオ全盛の時期で音響関係の店が殆どだったが、今はゲーム関係、フィギュア、メイド喫茶などが多いようだ。PC関連の店さえちょっと鳴りを潜めているような印象を持った。当然ながら店の中に入ってまで見てみようという気が起きない。これが歳をとったということなのかな。

東天紅の前には30分ほど早く着いたので不忍池のベンチに座っていたら同級生のH君が声を掛けてくれた。そこでしばらく話してから会場入り。すでに殆どの同級生達が受付を済ませて席に着いていた。部屋には大きな丸いテーブルが3つ設けられていて今日の出席者28人がそこに座る。

今回の同級会は「電気工学科」と「工業化学科」の2科の合同で、わたしの両脇には「電気工学科」の同窓生。しかし顔を見てもまったくそれが誰であるのか思い出せない。時間がたつうちに名前を言われて少しずつピントが合ってくる人もいたが最後まで学生の頃の顔が浮かんでこない人もいた。

出てくる中華料理を食べながら1人ずつ近況報告などをしているうちに予約していた時間は過ぎてしまった。各人の挨拶の仕方、内容を聴いているうちに思い出した級友もあったりして人間の記憶というものの不思議さを思う。

3時過ぎに東天紅での同級会はお開きということになり、そこからの二次会は「工業化学科」「電気工学科」に別れて個別に行った。われわれは上野広小路に近い居酒屋風のお店に入りそこで飲み直し。そこでの顔ぶれはここ数年の間に何度か会っている人ばかりだったからより話が弾み、かなりの酩酊状態になった級友もいた。(^_^)

お開きになったのは18時過ぎと昨日とほぼ同じ時間。しかし今日は心身共に快い疲れでそれから買い物をしようという気が起きなかった。そのままホテルに戻りゆっくりと過ごす。良い日だった。(^_^)