映画「雨月物語」を観た

2月3日(金)・曇り/最高気温10度

6時起床。
少しずつ年金生活者夫婦の生活パターンが見えるようになったような気がする。これまではあまりなかったことだが、これから朝はわたしがブリギッテより早く起床した方が都合が良さそう。年齢のせいもあってわたしは6時前には眼が覚めることが多いし,早起きも昔に較べたら苦にならない。

反対に彼女は7時半頃までは眠っていたいようだ。起きてすぐにシャワーを浴びて身支度を調えると彼女が起きてくるまでの時間をゆっくりとMacに向かうことも出来る。彼女がシャワーを使う音を聞いてから朝食の支度をすれば充分に間に合うからセカセカ感も無い。

朝食のあと彼女はこれまで溜まっていた事務仕事(健康保険やらなにやら)に取りかかる。わたしは下の部屋を少し片づけようとして古い書類を整理することを思いついた。領収書や銀行の口座明細などは10年間はとっておくのがドイツの常識なので、2007年以前のものを バインダー(Aktenordner) から取り外してシュレッダーに掛けてゴミ箱に運んだ。わが家のシュレッダーは古いので時間が掛かる。1時間ほど同じ姿勢でやっていたら飽きてきた。

ブリギッテはカローラと昼食を一緒にとるというので出掛けて行った。わたしは1人でうどんを作って食べる。

そのあとウォーキングに出掛けたけれど森への道は相変わらず溶けかかった雪道でアイスバーン状態。

しかたなくイザール河畔の散歩道を選んだが,これも歩道部分は雪解けでグチャグチャで水溜まりの部分も多い。舗装されている自転車道はけっこうなスピードで自転車が走るので危ない。ろくに歩くこともなく帰宅した。

それから約1時間の昼寝。

夕方7時から独日協会主催の日本映画「雨月物語」(溝口健二監督)を GASTEIG で観た。今夜はブリギッテも一緒。1953年作の映画にしては画面もきれいだったし、全編を通して緊張感がありとても感心した。ブリギッテもいいものを観たと満足げ。

帰宅してからパスタを茹でて食べる。