映画「夜の明けるまで」を観る

2019年1月5日(土)・雪/最高気温1度

7時40分起床。

寝室のシャッターが開いてみると、いつもよりも外が薄暗い。よく見ると盛んに吹きなぐりの雪が降っていてそのせいだということを知る。そのあとも一日中この天気が続いて本当に冬らしい日となった。

9時頃にアンナが訪れ、ベティーナをまじえて4人での朝食。

こんな日はよほどの用事がないと外へ出ていくことはないから全員が食卓についたまま。そのうちにアンナが購入したという昨年度一位を得たというボードゲームを始めた。もちろんわたし抜きで3人でやっていて、その間わたしは窓際に座ってNetflixの映画をiPad Pro12.9インチで観る。

昨夜のうちに検索しておいた映画は「夜の明けるまで」というロバート・ レッドフォードとジェーン・フォンダ共演によるラブストーリー。

この映画でロバート・レッドフォードの老いの変貌振りが話題になったのをどこかで読んでいたのを思いだした。この映画の冒頭部分で彼が出てきた時は変貌振りにさすがに驚いたけれど、観ているうちにその自然さに共感をおぼえるようになった。

人間の身体は平等に衰えるように出来ているのだから、それに逆らわない生き方がベストではないかなぁ。肉体の衰えを悲惨なものと思わせないのは精神的な緊張感とあるがままに任せる柔軟な思考だと思う。

それを保っていれば60代では60代なりの、70台ではそれなりの美しさがその人からにじみ出てくると思いたい。

午後からブリギッテはベティーナを連れて両親の墓参りに出掛けた。わたしは明晩招かれている日本人夫婦へと餅を作り始める。多分今回最後の餅作りになるだろう。

ベティーナは17時過ぎの列車でDarmstadtへ帰っていった。今日は家の中でじっとしていたので夕方になってもお腹が空かない。サラミソーセージとオリーブの酢漬けをおつまみにして Weißbier を飲んだだけで満足してしまった。(^_^)