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2006年08月24日

【篠の風】Privat 13:夏の思い出

13曲目はご存じ「夏の思い出」。

いい歌ですね〜。この歌はいつ聴いてもいいなぁと思うんです。この歌を口ずさむと、まだ自分の中には少年の日の純粋(現在に較べればですが)な自分がかすかにでも残っているような気にさせてくれます。歌詞と曲とがピッタリと寄り添った歌の代表ですね。

夏の思い出

ドイツに来たばかりの頃、季節の移り目の定かでないことに非常に落胆したことを思い出します。ふんわりとした春が過ぎ、どこか湿り気を帯びた初夏の日々も過ぎて人々を悩ませる梅雨があり、そのあとに灼熱の夏が来る。わたしの身体と頭の中にはそんな日本の四季の移ろいが染みついてしまっています。

いっぽう、長く暗い冬の日々が過ぎ去ると、春という季節が存在しないかのように一気に夏になってしまい、その夏も短く、そして駆け足で過ぎ去った秋のあと、また厳しい冬が訪れる。そんなドイツの気候は、いまだに馴染めない面があるのです。あと5年先までは無理だけれど、定年になったらぜひ初夏の頃の日本を訪れてみたいと思っています。(^_^)