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4曲目は黒人霊歌の "Ride the Chariot" 。
この曲はわたし以外の3人がそれまでに何度も手がけた曲らしく、この録音の中でももっともこなれていた方でした。ただ、そこへわたしが入ってぶちこわしになっています。本来ならもう少し控えめにしていたかったのですが、リーダーが「ここはお前、フォルテでしっかりと歌うんだぞ」と言うのでそうもいかず。まるで英語の歌詞にカタカナでルビを振ってそれを読んでいるような歌になってしまいました。ああ、恥ずかしい!
この歌の日本語訳があるページ を見つけました。ここに出ている歌詞を追いながら聴いてみると、わたしのメチャクチャな英語の発音にもかかわらず、良く意味がわかると思います。(^_^)
Ride the Chariotこれは、われわれ4人が小さな車に乗ってちょっとした夕方からのドライブに出掛けたときに、よく歌った思い出の曲。バスの0さんが久々に気持ちよさそうに " I'm gonna ride the chariot in the mornin', Lord " と牽引して始まり、続いてリーダーのYさんが "Are you ready, my brothers" とわれわれに問いかけると、すかさず他の三人がそれに合わせてハモったのでした。この曲は低音部を受け持つ2人ための曲みたいで、彼らの気持ちよさそうなリードが今聴いても素敵です。
いかにも60年代のアメリカ映画に出てくるような場面だとは思いませんか。違っていたのは素敵なオープンカーではなくて、小さなボロ車だったことぐらい。われわれの意気は盛んなものがあったのです。(笑)