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2006年09月15日

毎年だが、仕事始めはキツイ

久し振りにリュックザックを担いで9時の路面電車に乗ったときには、嬉しさ半分といった心境だった。劇場で久し振りに顔を見る同僚たちの顔も屈託が無くて非常に明るい。おきまりの「やあ、元気だった?」「今年は日本へ帰ったの?」「随分陽に焼けたね!」とかいう会話が飛びかうのだが、これが昨シーズン終了時の疲れ切った顔をした同僚と同一人物か、と思うほどに表情が違う。人間、休養が必要なのだなぁということを実感するときである。まあ、この爽やかな表情もせいぜい3ヶ月持てば良い方なんですけどね。(汗)

毎年のことながら、簡単な挨拶があってすぐに練習が始まった。今年はどういう訳か 合唱だけのコンサートとか、アカデミーコンサートに出番があったりとか、これまでにないようなシーズンの始まり方である。まあ、劇場総支配人、音楽総監督の両方が一度に交代したのでそれもありかなとは思う。で、午前中は、そのための練習。11時半に終わって帰宅。声帯は非常〜に疲れたが、肉体的にはそれほどでもなく今日は昼寝は無し。

午後5時からもう一度同じ内容の練習があったので4時に家を出る。早速、音楽総監督のKent Nagano 氏が練習室に来て来週早々に予定されているアカデミーコンサートの演目 Rosamunde / F.Schubert の練習があった。合唱は2曲だけなので簡単に終わる。帰宅してみると家人は出払っていて留守。

そういえば、今夜はカローラの Grundschule 時代の同級会で父兄も参加なのだった。Grundschule というのは4年生 (10歳頃) までの学校で、そのあとはギムナジウム (Gymnasium) とか Hauptschule,その他に進路が別れることになる。今夜の集まりは、きっとおしゃべり好きの父兄のうちの誰かが企画したものではないかと、わたしは睨んでいる。(^_^;)