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2006年10月14日

義母の誕生日を祝う

曇り / 外気温18度
7時半起床。明け方にベッドの中でかなり強い雨音を聞いた。昨夜の天気予報では月曜日まで秋晴れの日が続くということだったのでちょっと意外。今日と明日は合唱も休日なので気が楽である。

ブリギッテは土曜日の今日も出勤。14時までの仕事だがやはり週末という感じはしないだろう。買い物をする時間がないというので出勤前に野菜市場へ一緒に出向いて週末に使う野菜を購入。わたしは彼女を最寄りの地下鉄駅まで送って帰宅。どうも一昨日あたりからわたしも軽い目まいが続いていて、あまり体調は良くない。

帰宅してからメールチェックをしたあと10時半から散歩に出掛ける。久し振りの定番コース。ちょっと見ないうちにイザール河畔の木々はずいぶんと秋の色を深くしていた。散歩道にも落ち葉が一杯散り敷かれていて、そろそろ秋の終わりを感じる。散歩をすれば目まいが消えるかと期待したのだが、2時間近くの散歩のあとでもそれは消えなかった。

かなりお腹も空いていたので、帰宅して簡単な昼食をとり、 Prosecco をグラスに2杯ほど飲んでみる。低血圧の人が気付けにやる方法であるが、目まいが消えずに眠くなってしまった。それでそのままベッドへ直行。(笑) 1時間の午睡をとる。

今夜は夕食に義父母を招いてあるので、ブリギッテは仕事から帰宅してすぐにその準備に掛かっている。義母の遅ればせの誕生日を祝うのだそうだ。本当に親孝行なことだと感心する。わたしはまだ本調子でなく、住居の中を行ったり来たりしてボンヤリとした午後を過ごしてしまった。

夕食は前菜、スープから始まるかなり本格的なもの。まずは「カボチャのスープ」で裏ごししたカボチャにすり下ろした生姜を隠し味で入れたもの。前菜は今日ぐうぜんに戴いた「うなぎの薫製」でこれは北ドイツ特有の珍味である。日本のうなぎを食べ慣れたわたしには、脂肪が抜け切れていないうなぎはちょっとしつこい感じがして好きではないが、義父母は喜んでいた。メインは「子鹿の肉を使ったグーラッシュ」に赤キャベツを煮たものとパスタを添える。デザートは先日 ALDI で仕入れたクレープを焼く器機を使った「アイスクリーム入りのクレープ」、そしてコーヒー。料理のあとの台所は食器と鍋類の山。自動食器洗い器は2度ほど回さねばならなかった。

食事の時に少しだけ飲んだ赤ワインが良かったのか目まいはだいぶ消えたようだ。明日は体調の次第で散歩はしない方が良いかもしれないなぁ、と思いながら23時過ぎのお開き。