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2007年04月11日

プレゼント

先日も犬の "PABLO" を三日ほど預かったのだが、そのお礼にとロンドンからのお土産をいただいた。これがなかなか良い。

image image image 戴いたのは生姜のティーバックである。しかし単なるティーバックと思うなかれ、これがなかなか凝っているのだ。書いて説明するよりも写真を見て貰うとそのユニークさが分かっていただけると思う。最初は、またこんな過剰包装をして!と反発を感じた。しかし中身を取りだしてマグカップに入れ、使ってみるとその隅々まで神経の行き届いた作りに感心する。

まず、このティーバックはその形状から来るのだろうが、テイーカップの中に垂直に沈んでいき、袋の頂点と水面が重なったところでピタリと止まる。普通のティーバックというのはカップの中に入れると、だらしなく(とわたしには見えるのだが)デレーっと横に寝てしまい表面に浮かんでいる格好になる。いつでも「果たしてこれで中身を充分に抽出できているのだろうか」とわたしは疑っているのである。その点、このティーバックは中身の成分がしっかりとお湯に溶け込んでいくようで気持がよい。またお湯の表面から緑の葉が可愛らしく一枚飛び出しているのも、いかにもユーモラスで見ていて飽きないものがある。

肝心の味の方だが、しっかりとした生姜味で、お湯につけて置く時間によっては少し辛みを感じることがある。その辺は各自の好みで調節して飲めばよい。わたしは砂糖もミルクも入れずにそのまま飲んだが、おいしいと言っていいと思う。寝る直前に飲んでいるのだが、多分生姜の効力だろうと思うけれど、これを飲み始めてから夜中にトイレに起きる事が殆ど無くなった。朝までグッスリと眠れて快適である。これは生姜の成分の働きだろうか。

残念ながら残るはあと一個となってしまった。 München でも売っているかどうか分からないが捜してみる価値はある。もし見つからなかったらこれに替わる生姜入りのティーバックを捜してみようと思う。