« La Bohème の一回目 | Main | リニューアル »

2007年06月07日

胸騒ぎ

木曜日・快晴 / 外気温34度
今日はカトリックの Fronleichnam(聖体の祝日) という祝日でバイエルン州は休日(今日が休日でない州もある)。朝からよく晴れた快晴の1日だった。夜に La Bohème の仕事があったので完全休日とは行かなかった。

祝日の朝食ということで、例によって10時近くから始まった。昨夜から帰省しているユリアも同席。朝寝坊の彼女にしては珍しいことだが、どうも扁桃腺が痛むらしい。今日は医者も休診なので明日診察に行くという。わたしはなんだか起きたときから妙な胸騒ぎがあって、こんな時には日本に住んでいるわたしの家族とか知人の誰かに何か異常があったのではないか、などと考えてしまう。わたしは「第六感」のようなものをかなり信じる方なのだ。それが幸運にも当たらなかったとしても、それに備える心の準備が出来るから決して無駄だとは思わない。

12時過ぎに散歩がてら「今月のガソリン値段」を見に家を出る。日射しがかなり強かったがわたしの歩く散歩道は木陰が多いのでそれほど汗もかかずに目的地まで歩き通すことが出来た。帰途はさすがにバスを利用して戻ってくる。帰宅してから一時間の午睡。

ブリギッテは今日も食卓の椅子のカバー交換に取り掛かっていて、しきりにパチン、パチンというタッカーの甲高い音が聞こえていた。6脚ある椅子の4つを終了して残るはあと2脚。夕方5時過ぎにわたしは劇場へ。まだ日は高くてかなり暑い時間帯なので、今年初めての「半ズボン出勤」をしようかと迷ったが今日は様子を見ることにした。劇場についてみると同僚のほとんど半数が涼しげな半ズボン姿なのをみてちょっと悔しかった。(^_^)

帰宅してアパートの扉の前に立ったときになって初めて鍵束を楽屋の引き出しに入れたまま忘れてしまったのに気がつく。明日から数日は Nationaltheater へ行くことがないので今日取ってきたほうがベスト。ちょっと疲れていて又劇場まで戻るのは辛いなと思ったのだが、幸いユリアが車を運転してくれるというので、助手席に乗って劇場まで走り「鍵束」を取ってきた。もしかしたら、今日一日の胸騒ぎの原因はこのことだったのかも知れない。(汗)