2007年06月08日
リニューアル
食卓の椅子のリニューアル。もともとわがやの食卓と椅子はいただいたものである。わが家の近くに数年間駐在していた日本人家族がいよいよ日本へ戻ることになって、わが家が引き取ったものだった。作りはしっかりしていて、もう15年ほど使っているがまだまだ現役である。
それを一度張り替えて写真のような深い青にした。それから数年。毎日座って使うものだから生地もところどころ傷んできていたし、なによりクッションがもうへたってしまっているのが座る度に感じられた。部屋の雰囲気を変えたいということもあってリニューアルとなった。
わたしはこういう事はあまり気にならない達なのだが（面倒くさがりともいう）、家庭の主婦ともなるとそうではないらしい。サッサと寸法を測り、布の選定なども考えてその作業に取り掛かった。こうして骨組みだけを見ると簡単な構造に思えるが、細部を見ると微妙に湾曲したりしていてやはり職人技だというのが理解できる。
取り外した座板と背もたれ板の寸法を測り、クッション屋さんに注文して出来上がったもの。予想していたよりも分厚いクッションを見て、このまま端の部分をうまく折り曲げられるかがかなり不安だった。力業でなんとかなったみたいである。
昨日は祝日だったので、彼女は朝から布を切ったり、タッカー（ホッチキスのデカイ奴）を打ち付けたりして楽しそうだった。さすがに午後も遅くなると疲れたらしく、あとの２脚は日曜日に、ということになった。今回は部屋のカーテンと同じ布を使ったのだが、わたしは布の耐久性に難があるような気がする。しかし、得意の絶頂にある今、そんなことで口を挟むと又揺り戻しが返ってくるので「ウン、いいねぇ」と大いに褒めておく。座り心地は格段に良くなって、毎日 PowerBook を食卓で使っているわたしには有り難い。(^_^)