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2007年06月24日

ブランチ・パーティ

日曜日・快晴 / 外気温34度
6時起床。今日はわたし自身が企画した特別パーティ。還暦パーティはブリギッテによるサプライズパーティだったが、実はわたしが密かに計画していたのはこのパーティだった。

これにはわたしなりの拘りがあって、60歳(還暦)というのは誰にでも訪れるものであるし、これを境に一気に老人にさせられたような気がして気にくわない。それもあって「わたしは還暦祝いはしない」と宣言していたのだが、ブリギッテの好意でサプライズパーティとなった。これはこれで素晴らしいパーティだったから感謝しなくてはいけないと思っている。(^_^)

わたしが密かに計画していたのは6月末にパーティをやるということだった。というのはちょうど30年前の1977年6月25日(明日)にわたしは初めてドイツの地を踏んだのである。ということは日本で過ごした月日とドイツで過ごした月日がちょうど半分半分ということである(厳密には少し異なるが)。これは誰にでもあることではない。祝うに値する記録ではないかと思っていた。

今月の初めにそのことをブリギッテに話したところ、彼女もそのアイデアを面白いと言ってパーティの段取りを計画してくれ、今日の(30-30パーティ)ということになった。今日の模様については今夕にでもゆっくりと書くつもりでいたのだが、予定外の「魔笛」出演と言うことになり、それを書く時間と体力がない。日を改めて書こうと思っている。

今日の公演は18時開演だったから14時までに事務所から連絡がなかったら今夕はゆっくり出来るはずだった。13時半を過ぎても電話がなかったから、今夜は出番無しでパーティの後かたづけも手伝えるな、と考えていたら13時45分に電話が鳴って呼び出しが掛かる。同僚が急病届けを出したためだが、それがまた、例のポーランド人。実を言うと今日は素晴らしく天気が良く、それに日曜日と来ているからドタキャンする奴がいるのではないかと思っていたから、やっぱり彼奴か、と驚きはしなかった。

「魔笛」というのは合唱団にとってはチョコチョコと舞台に出て歌う場面はあるのだが、それほど大変なオペラではない。しかし、終わってみるとやはりグッタリと疲れていた。昨日からの準備、それに今朝は早起きして設営していたものだからそれも当然である。いつもの「午睡」も出来なかったからこれを書いている今はフラフラの状態。ということで詳しいことは後日に。(汗) もう寝ます。