« "Der fliegende Holländer" の一回目 (Festspiel) | Main | Festspiel-konzert / ミサ・ソレムニス »

2007年07月26日

暑い一日だった

木曜日・快晴 / 外気温34度
6時40分起床。また、暑い日が帰ってきた。今週は休み無しの【練習ー公演】という日程が続いていて、まだ気を張っているせいか至極元気である。今日も午前中は2時間半のオーケストラ合わせ(ミサ・ソレムニス)があり、夜は "Der fliegende Holländer" の公演があった。

昨夜は午前2時頃に蚊の「ブ〜ン」という音で目が覚めてしまった。どうやら右腕を刺されたようでその痒いのなんの。そんなことがあったから眠りが浅くて、それでもいつも通りの時間に目が覚めてしまった。朝のうちはちょっと調子悪し。

昨夜一泊したお客達は朝食のあとイタリアのガルダー湖 (Gardasee) に向けて出発していった。そこで2週間の夏休みを過ごすとのこと。彼たちは毎年夏休みをそこの同じホテルで過ごしているようだが、退屈ではないんだろうか。

11時から昨日に続いて「ミサ・ソレムニス」のオーケストラ合わせ。今日はソリスト陣も入っての練習で、次第に気合いが入ってきている。ソプラノソロは超大変なパートだがAnja Harteros は今が脂の乗りきっている時期で素晴らしい。

帰宅する頃には太陽が照りつけていてかなり暑い。家に戻ってから何はさておいても昼寝モードに入る。午後3時過ぎに起きてから簡単な昼食を作ってカローラと一緒に食べる。今夜の公演では同僚に病欠者が出てわたしはノルウェー人水夫役に廻るかもしれないので少し歌詞を見直す。18時過ぎに家を出て劇場へ。

劇場について楽屋に入ったら、わたしの席にはいつものオランダ人水夫の衣装が用意してあった。どうやら午前中病欠を出した同僚がそれを引っ込めたらしい。ちょっと残念だった。というのは、ノルウェー人水夫の役はメーキャップもほとんど無しだし、衣装もごく軽装だから汗もかかずに済むし、オペラ終了後にすぐ帰宅の途につくことが出来るのだ。23時近くの帰宅。シャワーを浴びて汗を洗い流し、スッキリとして就寝。