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2007年08月23日

念願の人達に会い、名古屋泊まり

木曜日・曇り
6時起床。目が覚めてカーテンを開け外を見るとどんよりとした曇り空。昨夜は雨が降ったようだ。まだその名残で道行く人が傘をさしている。今日は神戸から名古屋へと移動。

午前中は今回の旅行のビッグイベントの一つであるけろちゃんとお会いすることになっていた。そのブログは内容の多彩さと、フットワークの軽さに惹かれてわたしの巡回リストのトップグループに入っている。今回はお忙しいところを無理に頼んで時間を作っていただいた。

いつも思うことだが、ネット上でやりとりしている人達とは初対面でも初めて会ったような気がしない。つい昨日までお話ししていたかのようにごくごくスムーズに会話に入ることが出来た。わたしが聞きたかったカメラ情報のために愛用のデジカメを持ってきてくれて、それを触りながらいろいろとお話を聞くことが出来た。そんなことをしていると2時間ぐらいはあっと言う間に過ぎて、名古屋へ発つ時間が来てしまった。今度はドイツで会いましょうという言葉でつかの間のミニオフを終わる。

名古屋に着くと、改札口には音大時代の級友が待っていてくれた。ハッキリとした記憶ではないが、おそらく4年ぶりぐらいの再会である。彼女は学生時代から朗らかな屈託のない性格で気心の知れた級友の一人だった。最近、少々体調を崩しているとかで最初のうちは少し元気が無さそうだったけれど、食事をしながらお話をしているうちにだんだん学生時代の彼女に戻ってきたようだった。遅めの昼食のあと紅茶を飲みながら散々おしゃべりをし、お互いの健康を願って別れる。

わたしは一度ホテルへ戻り、フロントに預けた荷物を自室に入れてから次なる訪問先へと向かう。CamCam さんである。 CamCam さんは iBlog のためにプチシリーズを作ってくれた作者であって、彼の無償の行為がなかったら iBlog は成り立たなかった。一度はお会いしてお礼を言わなくてはと思っていたのだが、今回は遂にそれが適った。

彼のデザイン事務所に押しかけていったわたしを暖かく迎えてくれたのは、若々しい CamCam さんといずれもネットの上でお名前を知っていた方々。部屋中所狭しと並んだマック本体とディスプレー、それにこれまでの戦利品であるマック・グッズに溢れた事務所を楽しく見学させていただいた。もちろん最新のiMacもしっかりと見せていただく。もっと居たかったけれど、お仕事が忙しそうだったので、30分ほどで失礼する。 CamCam さんに直接プチシリーズのお礼を言った時、わたしの iBlog のページは確かな終わりを告げたような気がした。

帰途はそこから歩いてホテルまで戻る。地下鉄一駅分の距離だから大した距離ではなく、建ち並ぶ店を眺めながら楽しく歩いた。途中けっこう大きなMacのお店があったのでそこでいろいろと眺める。その並びの少し先にはヤマハの大きなお店もあった。やはり名古屋は大都会。

名古屋駅のガードを通り越してホテルに近づいた頃にプーンと良い臭いがしてきて急にお腹が空いてきた。その臭いはある居酒屋から流れてくるもので、溜まらずそこへ入り、生ビール、枝豆、肉じゃが、などを頼む。こういう「居酒屋」というのもミュンヘンでは味わえないからとても嬉しい。