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2007年08月25日

長旅の疲れを取り、夜は遺作展へ

土曜日・晴れ / 外気温34度
6時起床。今日はいわき市の姉の家での目覚め。今日も暑い一日だった。

姉は早朝散歩に出掛けるようだったが、私は身体の大事を取ってパス。朝は昔ながらの朝食。そのあとはお話をしたり、昨日購入したデジカメの説明書を読んだりして過ごす。私の好きな歌手達のCDを姉が持っていたのでそれを iTunes に取り込ませて貰った。これってけっこう時間が掛かる。そうしているうちに猛烈に眠くなってきたので二階の自室に上がり午睡。

一時間ほど眠ったあと、暑さで目が覚めた。なんだか頭がボヤーっとしている。そのあともCDのリッピングをしながらテレビで放送されていた「阿波踊り」を観ていた。それぞれの団体で趣向を凝らして、素晴らしい衣装と華やかな笑顔が続く。「阿波踊り」って昔はもっと野卑で飾らないものだと思っていたのだが、今日観ているとそれがとても洗練されていて見事なものであることに気がついた。ちょっと目頭が熱くなったのはそこにたまらなく日本的な美しさを感じたからか。

夕方、姉の車に送ってもらって恩師の建てたギャラリーへと向かう。明日から恩師の亡くなったご主人の遺作展が始まるので、今夜はそのオープニング。私が恩師の家に出入りするようになった頃には、ご主人は抽象画の方に世界を移していたのだったが、それ以前は具象画を描いていた。それらの絵をまとめて展示するという企画のようだ。私にとって初めて観る絵も多くてとても興味深かったし、確かなデッサン力の上に積み上げられた暖かい色調がとても印象に残った。

オープニングはパーティ用に作られた料理を食べながら、来てくださったお客達との会話が弾む。パーティが終わったあと、内輪だけで席を移して賑やかな食事となった。わたしは今日も素晴らしく新鮮な「秋刀魚の塩焼き」を食べて大満足。