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日曜日・晴れ / 外気温34度
6時起床。今日も朝から暑い一日。夕方からホテル泊まりで高専時代のクラス会に出席。久しぶりに会ってみると、あたり前のことだが、同僚達も皆それなりに歳をとっていた。
6時に起床してからそろそろ身の回りの整理をし始める。大きなトランクは明後日までに成田空港に送っておいて、ドイツへ帰るまでの日々を身軽に動きたい。心配していたがまとめてみるとトランクは 17Kg ほどにしかならなかったので一安心。
12時少し過ぎてから姉の運転で福島県と茨城県の県境、五浦(いずら)にある「岡倉天心美術館」に連れて行って貰う。わたしはずいぶん前に六角堂と岡倉天心のお墓などは訪れたことがあるのだがそのあとに出来たという美術館の方はまだ行ったことがなかった。今夜クラス会が行われるホテルはその途中にあるので、そこから引き返しがてらホテルで下ろして貰えるので好都合である。
「岡倉天心美術館」はまだ真新しい感じのするもので太平洋に面していた。敷地もゆったりと取られていて庭木の手入れなどもなかなか。波音の聞こえる立地条件の美術館というのも素敵である。
まずは岡倉天心に関する資料をじっくりと見て回る。彼も明治時代の知識人によくある勤勉さと大いなるバイタリティを感じさせる人だった。東京美術学校(現在の東京芸術大学美術学部)の前身が「図案取り調べ係」という名前だったのは面白い。ちなみに東京音楽学校(東京芸術大学音楽学部)は「音楽取り調べ係」といった。
これを一通り見て回ったあと、今度は姉のお目当てであった「京友禅」の展示会場に移る。かなり大規模な展示だったが、その頃には疲れてしまっていたのと展示物の保存のために室内照明が暗かったので眠くなって困った。久し振りの美術館巡りはやはり疲れる。やっと見終わったあと館内の食堂で「イクラとシャケのスパゲッティ」とコーヒーの遅い昼食をとる。これでやっと人心地ついた。そこからクラス会会場であるホテルまで送ってもらいそこで姉と別れる。
クラス会は6時からということでわたしはその前にチェックインしてザンブリと大浴場の温泉に浸かることにした。ここもまた素敵なお風呂で、露天風呂もありそこからはホテルの下に拡がる太平洋が見れるし、近接したゴルフコースの緑も目に優しい。今夜は級友のH君と同室。ツインの部屋というのはちょっと気を使うものだが、今晩一晩だけだからどうということもない。
今夜は特別ゲストとしてその時の教授であったS先生が招待されていた。今年96歳になられるそうだが、まだ矍鑠としたものである。料理はお決まりの和食コースで味の方はごく普通。一通り近況報告のあと、随時、席を替わったりして歓談に花が咲いた。9時頃にいちおうお開きとなり、大部分の出席者は6階にあるという「カラオケボックス」へと繰り込んでいった。わたしも強引に誘われたが、行けば、何か歌え!ということになりそうだったので、こっそりと自室へ戻り、それから大浴場へと向かう。