先シーズンの5月18日以来の「トスカ」。今回は指揮者も主役陣もガラリと替わっている。今日はシリーズの一回目。
今回の注目は良い意味でも悪い意味でもカヴァラドッシを歌うテノール Zoran Todorovich であろう。ミュンヘンではグルベローバの相手役として "Roberto Devereux" と "Norma" で歌っているのだが、わたしはあまり感心しない。この夏にブレゲンツのフェストシューピールでカヴァラドッシを歌ったということで内心「エッ？」と思っていたのだった。例によって第一幕冒頭のアリアしか聴いていないのだが、わたしの危惧にもかかわらず高音も破綻無く歌ってはいた。しかし最後の音を長く伸ばして終わったアリアのあと、かなり長い静寂の隙間があって、結局拍手がないまま次の音楽が始まったのはどう受け取ったらいいのだろう。
Musikalische Leitung: Niksa Bareza
Inszenierung: Götz Friedrich
Bühne: Rudolf Heinrich
Kostüme: Reinhard Heinrich
Chöre: Andrés Máspero
Floria Tosca: Hui HeMario
Mario Cavaradossi: Zoran Todorovich
Baron Scarpia: Gerd Grochowski
Cesare Angelotti: Andreas Kohn
Der Mesner: Alfred Kuhn
Spoletta: Ulrich Reß
Sciarrone / Ein Kurier: Hermann Sapell
Ein Gefängniswärter: Rüdiger Trebes
Stimme eines Hirten: Laura Rey
Das Bayerische Staatsorchester
Der Chor der Bayerischen Staatsoper
Tosca から2007年10月7日に引用
- Posted by 【篠の風】 at 22時21分
- Categories: 音楽、何でも, 今日の公演