今夜はわたしの記憶に間違いがなければ Roberto Saccà がミュンヘンでのこの役を歌うのは初めて。緊張感のある良い歌唱だった。
わたしの中では彼はモーツァルト・テノールという位置を占めているから最初はちょっと意外だった。しかし「椿姫」でアルフレード役も歌っているからこの役も彼のレパートリーに入っていてもおかしくはない。今夜の彼は音程もしっかりとしていたし感情移入もそれなりにビシリと決めて文句のない歌唱だった。ただ、わたしがイタリアオペラのテノールに期待する独特の「色」が感じられなかったのが少し残念。
Musikalische Leitung: Friedrich Haider
Inszenierung: Christof Loy
Bühne und Kostüme: Herbert Murauer
Licht: Reinhard Traub
Chöre: Andrés Máspero
Produktionsdramaturgie: Peter Heilker
Elisabetta: Edita Gruberova
Herzog von Nottingham: Paolo Gavanelli
Sara: Jeanne Piland
Roberto Devereux: Roberto Saccà
Sir Gualtiero Raleigh: Steven Humes
Lord Cecil: Maximilian Schmitt
Un Paggio: Nikolay Borchev
Das Bayerische Staatsorchester
Der Chor der Bayerischen Staatsoper
Roberto Devereux から2007年10月14日に引用
- Posted by 【篠の風】 at 22時39分
- Edited on: 2007年10月19日 17時01分
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