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昨日(11月17日)、隣人の医者の50歳を祝う誕生パーティがあって招かれた。これまでにも書いているがドイツでは男性が50歳の時の誕生日は人生の節目ということもあって特別に祝う風習がある。勿論、60歳、70歳、80歳の誕生日も特別なのだけれど、その始まりが50歳の誕生祝いということだ。
織田信長が幸若舞の敦盛「人間50年、下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり…」を好んだように,西洋でも50歳というのは同じような意味を持つのだろう。振り返ってみれば私が50歳の時にも同じようにそれまでで最大のパーティを開いたものだった。
この夜の招待客はザッと見積もって110人。この種のパーティにしても結構な大人数である。これは彼が市立病院の医長という職業柄と、ロータリクラブの会員であるということから来ている。私にとっても半数以上は顔見知りだったから気楽だった。
こういったパーティにはバンドが付きものだが、時々はその音量がとても大きすぎてそこから離れているテーブルでも会話が困難なことがある。こういう時のパーティは疲れが倍加するものだが、昨夜は適度な大きさだったので助かった。主にダンスの時に演奏する目的で雇われることが多い。
左の写真は3人組の舞台俳優による即興芝居。大いに笑いを取っていたがわたしが100%理解できていたわけではない。青いシャツを着た男性の百面相が圧巻だった。最後に彼たちのライブの宣伝をしていたのは日本のお笑いタレントと同じ。(^_^)
私が座ったテーブルは約半数ほどが顔見知り。結構広いテーブルだったからどうしても隣の人とお話をすることになる。私の左隣には若い日本女性が座った。たまたま今日のお客となった人のところに Homestay しているとのことで、後学のためにと一緒に招かれたものらしく、ドイツ語がまだ理解できないということでわたしの隣の席になったようだ。そういうわけだから昨夜は日本語を喋っている時間の方が多かった。彼女はパーティが延々と続くことに疲れ果てていた。(汗)
結局午前3時半頃に終演となり、私も疲れ果てて帰宅。それでも楽しいパーティだった。