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2007年12月01日
アドヴェンツ・カレンダー(Adventskalender) / 1日目
今日は12月1日。ドイツの子供達は今日から24日のクリスマスの日まで毎日指折り数えてその日を待つことになる。それを演出する小道具のひとつがアドヴェンツ・カレンダー(Adventskalender)である。
それがどんなものかというと、典型的なクリスマスの絵柄の上に1から24までの数字の印刷された窓があって、それを毎日ひとつずつ開けていく。普通は店で売っているものを買って子供に与えることが多い。窓を開けると中に入っているのはほとんどがクリスマスに関連した模様のチョコレート片である。当然といえば当然だがわたしの聞いたところによると、それを貰った大抵の子供達は毎日１個ずつ開けるなんてことが出来ずに一度に24個の窓を開けてしまって全部食べてしまうそうである。(^_^;)
ブリギッテにはしかし、手作りでなければというこだわりがあって、これまで毎年３人の娘達のためにそれぞれのアドヴェンツ・カレンダーを作ってきた。24×３＝72 個のアイデアを集めるのが毎年の悩み（楽しみ）らしい。大体11月の声を聞く頃から準備にかかっているようだ。
実は数年前からわたしもその恩恵に服すようになっていて(^_^;)、今朝、食卓のわたしの席の後ろにそれが並べられていた。中身はたわいのないものだが毎朝その日の数字が書かれた小箱を開いていくというのはわたしのようなジジイであっても楽しいものである。
写真の一番奥のひときわ大きいものが今日12月1日のもので、その中身は左の写真のものだった。1から24までの数字が刻印されているのがお分かりだろうか。これが上で説明したアドヴェンツ・カレンダーである。絵柄はクリスマスとは関係ないが、彼女一流のユーモアで「イタリアのトルコ人」で女装して同僚達と写した写真を使ったようだ。(^_^;) 今はこういった独自のアドヴェンツ・カレンダーを作ってくれるサービスもけっこうあるらしい。