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2007年12月15日

クリスマス・ツリー購入

今夕は久しぶりに2人とも時間があったので一緒にクリスマス・ツリー用のモミの木を買いに行ってきた。

いつもは街角に出ているクリスマス・ツリー売り場で買うのだが、今回は大きな園芸店 "Kölle"で買うことにした。(安いから) 

色々な大きさの樅の木は暖かい店内ではなく寒風の吹く外に並べてあって、買い手はたくさん並べられた樅の木を見較べながら、形の良いもので出来るだけ新鮮なもの、そして自分の家の居間の大きさに合ったものを捜すわけである。今日は風があったせいかかなり寒くて、わたしは早く決めたいから適当なところで「これにしようか」と言うのだが、彼女はなかなか「ウン」といってくれない。すっかり身体が冷えてしまった頃になってようやく彼女の気に入った樅の木が決まった。ヤレヤレ。

その樅の木の値段は 24.99€ となっていた。係員を呼んでそれを運びやすいようにとネットをかぶせて貰おうとしたのだが、樅の木の根元が刺さっている、穴の開いたブロック状のものから抜けない。どうやら今日の寒さで凍り付いてしまったようだ。係員が「これはお湯を掛けて溶かさなくては」と言ったのだが、その煩雑さを考えて「根元が少し短くなるけれど,もし構わなければノコギリで切った方が早い」と言う。さて、ここからが我がパートナーの本領発揮である。

彼女:「エ〜ッ、これ以上短かかったら樅の木を立てる台にはちょっと短すぎるんじゃないの?
係員:「そんなことはないと思うけれど、ヨシッ!切っても良いというのなら18€にまけときます。
彼女:「そう、ならいいわ。」((注釈)いかにも渋々という表情で
しかし係員が彼女に渡した値段表には 18.99€ となっていた。彼女はすかさず
彼女:「あら、あなた18€ と言ったのに、これじゃ殆ど19€ じゃないの
その係員はその瞬間まるで異星人をみるような目つきで彼女を見ながら
係員:「いや、わたしが言った 18€ というのは・・・・・・
としどろもどろ。結局、係員がハンディ・トーキーでレジにその旨を連絡したあと、彼女はレジに並んで意気揚々と 17.99€ を払ってきた。

わたしはその一部始終を少し離れたところで聞かない振りをして聞いていた。内心では「この寒いのに、1€ ぐらいの違いでイチャモンつけるか?早くしてくれ!」と思っていたのである。でも帰途の車の中でその戦果に晴れ晴れとしている彼女の顔を見るとなんにも言えなかった。確かに24.99€ のものを 17.99€ に まけさせた彼女の手腕は見事だ。(笑)