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2007年12月19日

一段と寒い

木曜日・晴れ / 外気温マイナス2度
7時起床。久しぶりに太陽の光を見る。天気予報では週末までこの天気が続くらしい。しかし晴れてはいても気温が上がらずに一日中氷点下だった。寒い、寒い。

例によって Max-Weber-Platz から劇場まで歩いたのだが、この時間の外気温はマイナス7度ぐらいだったから、耳がちぎれるほどに痛いという表現がぴったり。耳当てが欲しくなった。(-_-;)

10時半から13時半までの3時間は初めての本舞台での舞台稽古。 "Nabucco" のこの前の演出も舞台機構を駆使した機動性のある演出だったが、今回も同じように舞台上の大きな部分が上がったり下がったり、そして左右にダイナミックに動いたりするようだ。表面に段差のある部分が多いのもの今回の特徴。そのためか、今日は練習開始前15分ほどにわたって舞台技術者の方から説明がありくれぐれも神経集中して欲しいとの断りがあった。舞台上で演る方からいえば、そんな危険な舞台を作るな、と言いたいがそこはスペクタクルな舞台を作りたいという演出家との妥協点を見つけるしかないのだろう。怪我などしないように気をつけなくては。

3時間ビッチリの舞台稽古と、外気の厳しい寒さの相乗効果か帰宅途中のTramの中では眠くて困った。帰宅するなり、とにかくベッドに潜り込んで一時間半ぐらいの午睡を撮る。

眼が覚めてから、今朝から楽しみだった昼食。昨夜の「鍋もの」の残り汁にご飯を入れて「雑炊」にしたのである。野菜なども結構余っていたので昨夜のうちにそれらをすべて鍋の中にぶち込んで一通り火を通してあった。なんてうまいんだろう!。このおいしさをうまく表現するのは難しい、複雑にしてまろやかな味は「鍋もの」を一通り食べ終わったあとの大きな楽しみである。(笑)

そのあとコーヒーを煎れて飲んで、おもむろにメールチェックとブログの巡回。今夜はこのシリーズ三回目の Königskinder があるので、7時過ぎに家を出る。7時開演の場合はわれわれの出番は8時50分ぐらいなのである。

外気温の低さのせいだろうか、今夜は舞台上もいつもよりも寒いような気がした。薄い衣装をつけた女声合唱の数人は「寒い、寒い」を連発。22時20分の帰宅。