HIDAMARI さんのこのエントリを読んでハタと思いついたことがあった。
昨年の夏、日本へ帰ったときに数日間、恩師と静かに過ごす日々があった。彼女はその時92歳。いまだに小さな子供達にピアノを教えていらっしゃるほどに元気いっぱいの方である。髪もフサフサとして見事なものだからその理由があればと思って聞いてみた。
その答えは「わたしはピアノ教師だから指先の力がけっこう強いのです。それで朝晩100回ずつ指の先で頭を叩いています。その刺激のせいかもしれません」ということだった。それを聞いて、むかし俳優の杉浦直樹が頭叩きのブラシを宣伝していたのを思いだした。(笑)
実はわたしも60歳になったとたんに自分の頭を鏡に写して「薄くなったなぁ」と感じることが多くなっている。頭叩きのブラシを買うのは（今でも売ってるのかな）なんだかいじましい気がしてやる気はないけれど、尊敬する恩師の実践していることなら信用して素直に実践してしまう。(^_^)
ドイツに戻ってからしばらくは毎日、朝と夜にそれを実行していた。ところが歌うたいの指先は軟弱だから、100回も叩かないうちに指の先が痛いのなんの。そんなわけでいつとはなしに止めてしまっていたのだが、HIDAMARI さんのエントリを読んで、また再開している。そして今回はどうやら叩くコツを掴んだような気がする。
そのコツとは、指先が頭から跳ね返るような感じで叩くこと。それほど強く叩かなくても効果は同じような感じがする。この方法によれば、それほど指先に痛みを感ぜずに100叩きは敢行できそうだ。
これは指先に刺激を与えることによる「ボケ防止」にもなるし、薄くなりかけているわたしの髪も10年ほど前の状態ぐらいまでには復活するのではないかと、淡い期待を持っている。暫く続けてみる。(^_^)
- Posted by 【篠の風】 at 22時22分
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