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2008年02月02日

最近気がついたこと二つ

最近街中で気がつくこと

いつもは決まった比較的静かな道を歩いて劇場まで通っているのだが、時々はそれとは違った、街中の人通りの多い道を歩いてみたくなる。そんな時に気がついたことが二つほどあった。

【なんだか美容室が急に多くなった】
これはしばらく前から気がついていたことなのだが、確実に街中の美容室が増えている。洗髪代とか乾燥代は含まないのだろうが、それでも9€でやりますとか10€でとか大きくガラスに貼り付けてあって、とにかく安い。

この点をブリギッテに聞いてみた。彼女が教えてくれたことは、しばらく前から美容室を開くのに Meister の資格、あるいは国家試験に合格しなくても良いという法律改正があったのだそうだ。(確認していない)どうやらそれが原因で、現在は雨後の竹の子のごとく美容室が開店しているらしい。その中でもトルコ人の経営している美容室が非常に多いという。

わが家の女性達も値段の安さに惹かれて一度は試してみたものの、技量が明らかに劣るということで大いに不満足のようだった。しかし、これから競争が激しくなればきっと安くて、上手い美容室が出てくることだろう。自由競争というのはよいことである。

【路上が煙たい】
これは今年初めの法律改正によって、煙草を吸うことが出来なくなった建物が多いから当然といえば当然のことなのだが、それにしてもという感がある。わたしがTramを下りてから劇場までの道は約20分なのだが、わたしの前を煙草を吸いながら歩いている人達が実に多い。流れてくる煙を避けるために、早足でその人を追い越すようにしているのだが、その先にまた同じような人が歩いている。冗談ではなく喫煙者の長い列の後ろに就いて歩いているような錯覚に陥る。先日などはいつもより2分も早く劇場に着いてしまって、冬だというのに大いに汗を掻いてしまった。(笑)

現在の寒い冬でこうなのだから、快適な夏になったら今以上の喫煙者が路上に溢れるのではないだろうか。こんなに喫煙者がいたのか?と驚くと共に、煙草会社は儲かっていたんだなという感を強くした。