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2008年06月06日

ヨーロッパの電話コンセントいろいろ

image 左の写真はなんだと思いますか? これは先頃購入した複合機プリンター Canon: PIXUS MX850 に同梱されていたヨーロッパ各国の電話線コンセントでした。最初にパッケージを開封した時に一番上に乗っていたのがこのコンセント群。

長年ヨーロッパに住んでいながら、実は近隣国のこういう事情はほとんど知らないままで今日まで来ています。改めてこれらを眺めてみて最初に感じたことは「なんと無骨で、味も素っ気も無いデザインであることよ」ということ。これらに比べればドイツのそれはまだましであることを実感しました。(笑)

次に思ったことは「Canon 社もヨーロッパで商売するのはなかなか大変なことであるな」ということだった。こういうこまごまとした付属品もコストの中に含まれているわけで、この性能の素晴らしさに比較して恐ろしくお買い得な気がしてきた。(わたしは260€で購入)

しかし「待てよ?」とここでまた考える。
ヨーロッパ各国の実情に適した、もっときめの細かいパッケージを最初から作ればそんなコストは掛けなくともいいのでは?反面「いや、いや、それにかかる手間と人件費を考えたら、こちらの方が安価なのかも知れない」と思ったりもする。

とにかく、こんなものを付けてくれるよりはコンピューターに接続する USB ケーブルを付けてくれた方が、わたしにとってはどんなにありがたいことか。なぜプリンターには USB ケーブルが付属してこないのだろう。昨年、義母がHPの複合型プリンターを購入したときも、USB ケーブルは別売だった。