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2008年06月19日

「Dr.Faust」の Schlussprobe とサッカー観戦

木曜日・晴れ / 外気温27度
7時起床。久しぶりに良いお天気のミュンヘンだったが、今日は11時から夕方の18時半まで劇場の中に缶詰状態だったからそれを味わえなくて残念だった。心身ともに疲れ切って帰宅したが、今夜はサッカーのヨーロッパ選手権の準々決勝でドイツが久しぶりに良い試合を見せてくれて大満足。テレビでスポーツを見るというのは疲れている時に元気を回復させてくれる効果もあるのを再確認した。

今日の舞台稽古はピアノ伴奏であるが、衣装、メークを付けてのもので、演出家が最後のだめ押し演技を付ける最後のチャンスと言ってもいいので、必然的に長くなる。

とは言っても、今日ほど疲れた Schlussprobe というのはここ数年記憶がない。今日あたりになってわたしにもこのオペラの全貌が薄らと見えてきたのだが、休憩を入れて4時間とかなり長いのである。その間に合唱は3回ほど衣装を着替える。

18時半に終了してグッタリしながら帰宅の途につく。楽しみは早く家に帰って冷えたビールを一杯やりたいと言うことだった。まずは、チーズとハムをつまみにして一本。今日はブリギッテも仕事で疲れているし、彼女は又ダイエットを始めているので、そのあとは自分で夕食を作ることにした。サッと蕎麦つゆを作り、買い置きの蕎麦を茹でて刻みネギと海苔の極細切りを掛けただけで簡単に食べる。疲れている時にはやはり喉越しのいい麺類がありがたい。(^_^)

8時40分からテレビでのサッカーヨーロッパ選手権の放送が始まる。今日から決勝リーグで今夜はドイツーポルトガル戦。わたしの予想では 0-3 でポルトガルが勝つというものだったが、今夜のドイツは動きも速いし非常に攻撃的なサッカーで素晴らしかった。予選リーグの対クロアチア戦での生温い戦いを見ていたからその違いにビックリ。

ドイツが前半に2点を入れて先行。しかしポルトガルも1点を返して前半終了。後半に入ってまたドイツが1点を入れてこれで逃げ切るかと思ったら、またポルトガルが点を入れ 3-2 となる。ここからのポルトガルの攻撃が凄まじかった。あわやという場面も数回あったけれど、この猛攻を凌いでドイツは準決勝に進出。クロアチア対トルコの勝者とぶつかるらしい。