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2008年06月29日

サッカー・ヨーロッパ選手権はスペインの優勝

日曜日・快晴 / 外気温30度
快晴の日曜日となった。外に出るとかなり暑い。夜の公演があるので殆ど家の中で過ごす。

今日はいつもの日曜日よりも1時間早い9時の朝食となった。ブリギッテの弟夫妻と義父が朝食に訪れたためである。ブリギッテの弟夫妻は早朝、イタリアに旅立つ娘を空港まで送っての帰り道、入院している義母を訪ねたのだ。久しぶりに大人数の朝食となった。

11時頃に彼たちが引き上げたあとは夕方まで好きな事をして過ごす。ウォッシュレットの様子もちょっと見てみたのだが、洗浄の時にノズルが途中までしか出ていないのに気づく。「ノズル洗浄ボタン」を押した時には普通の位置までノズルが飛び出してくる。フ〜ム、これはどういう事だろう。わからなくなってきた。

午後になって午睡を試みたのだが、妙に眼が冴えて眠り付けなかったのでそのまま起きてしまう。夕方6時15分前に家を出て劇場へ。今夜はグルベローバの歌う "Roberto Devereux" である。

今夜はサッカーのヨーロッパ選手権決勝である。ドイツ対スペイン。同僚たちは出番の合間にもそわそわとテレビのある部屋に駆け込んで観戦に余念がない。わたしはそこまでやる気もしなくて本を読んでいた。オペラが休憩に入る前の最後の出の時にスペインが点を入れたというニュースが舞台裏を駆け巡る。

同僚たちに聞いてみると「今夜のスペインは強い!」と言う。この時点でわたしは半ばドイツの敗戦を覚悟していた。公演が終わり Rosenheimerplatz で Tram に乗り換える時にもすぐ側のイタリア料理店の大型テレビが相変わらず 1-0 のままである事を確認。

家に着いた時と試合の終わった時間とは殆ど同時。やはりスペインの勝利だった。こういう時には最初から試合を見ていると、とてもガッカリするものだが、今夜はそれが無かったので「仕方ないな」で済ますことが出来た。まあ、残念なことには違いないのだが.......。