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2009年03月20日

お肉が食べたい!

金曜日・曇り時々雪 / 外気温3度
7時10分起床。今日は寒かった。また冬に逆戻りである。おまけに午後からは雪も時折ちらつくほど。ドイツにはやはり4月の声を聞くまで春は来ないようだ。

今日は目が覚めてからなんだか猛烈に「肉」が食べたいと思った。よし!今日の昼飯はステーキ屋に行こうと心に決めて家を出る。

10時半から一時間の音楽稽古。例によって "Jenufa" 、 Macbeth 、そして Tannhäuser と賑やかなプログラム。そのあとは "Jenufa" の舞台稽古があったのだが、わたしは第三幕に入っていないから帰宅。

もう何年もの間、街のステーキ屋に足を運んだことがないので、若い同僚にどの店がお奨めかを聞いてみた。ところがどうもはっきりとした返事が返ってこない。よし、それならば自分でお肉を買ってきて焼いて食べようと思う。しかし練習が終わったあと、かなりお腹が空いていて、家まで保つかなと不安になった。

そこでこれも久しぶりに劇場のカンティーネに行く。ここに気に入った肉料理があればと思ったのだ。すると、豚肉のハンガリー風ソース+フライドポテトのメニューがあったのでそれを注文。これでいちおう空腹はおさまったが、肉自体が薄かったからか、どうも物足りない。かと言って、それから街のステーキ屋のはしごはちょっと面倒だ。で、 Rosenheimerplatz 近くの肉屋で美味しそうなステーキ用牛肉 (Medallon) を二切れ買って帰る。

家について食卓の上を見るとまだ誕生祝いのケーキが残っている。これを食べきってしまわないといけないので、コーヒーを煎れてチョコレートケーキの方を一切れ食べる。そのあとはお決まりの午睡。

目が覚めてしばらくしてから買ってきた牛肉を焼き始める。付け合わせもなんにもなく、ただ二切れのステーキに塩、コショウしただけで弱火でじっくりと焼く。これがうまかった!久しぶりに肉を満喫。しかしここで考えた。どうして急にこんな気持ちになったのだろう。

やはり春が近いという気候の変化ではないかと思う。人間も動物だから気候の変わり目にはそういうこともあるのだろう。それともここ最近、麺類を主にした食事が多かったからかな?

夜の公演があったので6時少し前に家を出る。うっかりして Lesebrille (老眼鏡) を忘れてしまって Tram の中で本が読めなかったのは残念だった。22時20分の帰宅。