« 花粉症、真っ直中 | Main | Otello の四回目(今シリーズ最後) »

2009年03月22日

ゆったりと日曜日

日曜日・晴れ / 外気温9度
7時半起床。日曜日の今日は穏やかに晴れた好日だった。夜はバレエの公演なのでわたしは完全休日。これと言ってやらなくてはならないことも無かったからゆったり。良い日曜日だった。

日曜日とは言っても "PABLO" にとっては関係なし。目が覚めてシャワーを浴びてからいつもの森へ散歩に出る。日曜日の8時前とあって行き会う人は皆無。散歩道も雪は消えたけれど、まだしっかり凍っていて歩くのにはちょうど良い。

帰宅してブリギッテと打ち合わせた10時まではマックで遊んでいた。10時になって朝食の支度。この時間になっても相変わらず彼女は北ドイツに住むおばさんへの定例電話が終わらない。<女性の長電話というのは万国共通だと思うけれど、それも年齢を重ねるごとにエスカレートするようだ。今日の通話時間は55分を超えていた。電話会社、Arcor との電話契約の内容はドイツ国内なら何時間話しても一定料金ということで、昔のように電話料金を気にして話を短くするという配慮が全くなくなっている。もちろん、これはユーザにとっては良いことなんだろうが、男のわたしにとってはなんだかなぁと思うところでもある。

けっきょく朝食の間中、彼女は受話器を片手にしておばさんに相づちをうちながら食べていた。わたしもちょっと面白くなかったから、対抗策として読みかけの文庫本を片手に食べるというデモンストレーション。まあ、80歳を超えたおばさんとの電話をブリギッテの方から一方的に切ってしまうということも難しい面があるので、それは理解していてもやはり引っかかる。

朝食のあとはのんびりとお互いに好きなことをしながら過ごす。彼女は頼まれていた税金申告書類の作成を始めだした。わたしは午前中にメールチェックと Blog の巡回を終わってしまっているので、読みかけの文庫本をそのまま読み進める。外は春らしい良い天気。

午後1時過ぎになって "PABLO" が散歩に行きたそうにしているので、再び森へ出掛ける。この時間になると凍っていた散歩道もぬかるみになっていていささか不快である。それでも50分ほどのコースを歩き終わって帰宅。ちょうど家に帰り着く頃に空腹を覚えて、冷蔵庫の中の残り物で遅い昼食をとった。そのあとは気持ちの良い疲れと満腹感でソファの上で午睡。

眠ってはいたがブリギッテが電話で誰かとお話ししているのはうっすらと聞こえていた。それだけよく電話をする相手と内容があるものよと夢うつつに感心。わたしが目覚めたのはもう5時近くになっていた。

今夜はカローラの所属するオーケストラの演奏会があって、ブリギッテは切符売り場を手伝う約束になっているとかでいそいそと出掛けていった。娘のオーケストラなんだからあなたも聴きに来なさい、としつこく誘われたがせっかくの完全休日の日曜日だからと、やっとの思いで振り切る。(^_^;)

それで、わたしが何をしていたかといえば、ずいぶん前に録画しておいた007の映画を見ながら一人ビールを飲むこと。言い訳をすれば、これが明日からの活力源となるのである。(ちょっと苦しいか)

9時過ぎに帰宅したブリギッテと遅い夕食をとって、今日のゆったりした日曜日も終わる。もちろん就寝前には "PABLO" を連れて近所を一回りしてきた。