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2009年06月24日

10時間の立ち稽古でグッタリ

水曜日・雨 / 外気温14度
7時10分起床。今日も一日中雨降り。悲観的な同僚の何人かは「今年の夏はもう終わった」とか言ってるが、まさかそんなことはないだろう。今日は一日中劇場の中に籠もって立ち稽古だったから、外が雨でも晴れでも関係はなかった。

今日は Klavierhauptprobe で午後1時から夜の10時まで9時間が予定されていた。わたしは楽観的に考えていて遅くとも7時頃には解放されるだろうと思っていたら、それが大違い。帰宅は10時半頃。これだけ長い時間拘束されるプローベはここ数年の記憶にはない。

アップル・ストアからの通知で注文した MacBook Pro15 インチが今日届くことになっていた。わたしは遅くとも11時10分のトラムで仕事に行かなくてはならず、それまでに到着するかと期待していたが残念ながら駄目。仕方がないのでこのアパートの上の階に住む婦人に受け取りを頼んで家を出た。 Tram に乗って50mほど走ったところで、窓から UPS の車を見る。残念、あと5分余裕があったら自分で受け取れたのに!

Klavierhauptprobe というのは衣装とメークを付けてやる立ち稽古で、今日はメークのために開始1時間前に楽屋入りしなくてはならなかった。カツラを付けるだけなのだが、とにかく合唱の人数が多いからそれだけ時間が掛かるのである。

第一幕から開始したのだが、これがなかなかスムーズに事が運ばない。音楽的な面でも、舞台機構の面でも立ち往生することが何度か続いて、何度も繰り返すから夕方6時頃にはすっかり疲れてしまった。その時点で、まだ二幕を終わっただけだったから、今夜は10時まで掛かることを覚悟する。

演出の内容などは、まだここで書くわけにはいかないが、メルヘン的なものを予想しているとかなり裏切られるだろうと思う。というわけで帰宅は10時半を過ぎていた。

家に戻ってみると、期待していた MacBook Pro15インチが届いていた。開けたいのは山々だけれど、いったん始めたらきっと真夜中まで掛かってしまうことは明白。今日は心身ともに疲れ切っているので、そんなときにいじると妙な間違いを犯すかもしれず、今夜のところはおとなしく就寝して、明日の楽しみに取っておくことにした。