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2009年10月05日

髭剃り

時折は、シェービングクリームを塗って普通のカミソリを使ってはいたが、電気カミソリを使って毎日の髭剃りをしている時間の方が圧倒的に長い。今夏の一時帰国以来、それが逆転している。

今回は格安の航空券を使ったからか荷物の重量制限が20Kg と厳しいものだった。こういうときには持って行くものをよくよく吟味しなくてはならない。

幸いにも義母が持っていたRIMOWAの旅行カバンー大・小を借りることが出来た。わたしの持っている昔ながらのスーツケースに較べたら確実に1~2Kg は軽いからこれは大助かりだった。

余談になるが、日本に帰るときに悩むのはやはりお土産である。出来るだけ軽く、しかもドイツらしいものということで、今回もクロイツカムのバウムクーヘンを数個持って行くことにした。これはそんなに重くはないのだがけっこう嵩張るから、あとは下着・Tシャツ、ズボンなどを入れるとスーツケースは一杯になってしまった。

image それから忘れてはいけないのが洗面具であるが、歯ブラシは軽いからいいとして、問題は髭剃りだった。わたしは長年ブラウンの電気カミソリを使っている。これはかなり気に入って使っているのだが、けっこう重い。そこで今回はジレットの髭剃りだけを持って行くことを考えた。これならほんの数グラムである。

image 左の写真は電気カミソリの充電とアルコール洗浄とを兼ねたメンテナンス部分。定期的にアルコール洗浄をするのは精神的に快適なのである。しかしこれは旅行カバンの中に詰めることは出来ない。

しかし、日本に滞在中は時間に追われてひげを剃らなくてはならないこともあるかと思い、今回はジレットの髭剃りとブランの電気カミソリの両方を持って行くことにした。そしてこの考えは正解だった。

日本に戻って快適に感じたのは温泉・ホテルの大浴場だった。そしてここでなら朝風呂を浴びるとき、実に快適に普通のカミソリでひげを剃ることが出来る。ホテルに泊まっている間、電気カミソリの出る幕はなかった。当たり前のことだが、電気カミソリよりは剃り上がりがスベスベして気持ちも良い。結局、日本に滞在中に電気カミソリを使ったのはほんの数回しかなかった。

ミュンヘンに戻ってきてもその習慣が続いていて、毎日、起床後のシャワーを浴びる前にはジレットを使ってひげを剃っている。気に入っているので、しばらくはこの状態が続くだろう。