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2009年11月23日

風の強い一日だった

月曜日・晴れのち曇り / 外気温13度
7時10分起床。午後3時頃までは晴れていたのだけれど、それから曇りだした。どうやら西の方から天気が崩れているようだ。週の始まりはオーケストラつきの舞台稽古と夜は公演。

今日まで一週間滞在していた "PABLO" は飼い主の元へ帰る。出勤前に買い物があるというブリギッテに替わって、わたしが "PABLO" を彼女の職場に連れて行った。生き物を預かるというのはやはり気を遣うから、その責任を果たしてホッとする。

10時半から「愛の妙薬」のオーケストラ付き舞台稽古が始まった。原則としてオーケストラ付き舞台稽古はメークもコスチュームも着けないからその分だけ気が楽。今日は一幕を数回繰り返して終わった。相変わらず、指揮者は合唱全員に客席に顔を向けて歌わせたがるし、演出家は舞台上で芝居をすることを要求するから、どこかで妥協しなくてはいけない。

舞台稽古が終わって外へ出るとカラリと晴れてはいてもけっこう風が強い。今夜の切符が一枚手に入ったので、まだこのオペラを観ていない長女のアンナが来ることになった。帰宅して遅い昼食を取る。食べ終わったのは午後3時半過ぎ。昼寝をするには時間が少なすぎるので、エスプレッソを飲んで眠気を吹き飛ばした。

劇場へ向かう Tram の中ではアンナと一緒になる。彼女はトラムを乗り継いで劇場まで行くというので、わたしとは Rosenheimerplatz で別れた。わたしはそこから25分ほど歩いた。そのおかげで今日も満足すべき歩数が出た。(^_^)

オペラが撥ねて外へ出ると風が強くなっている。わたしの育ったいわき市あたりだとこれくらいの風はどうということはないのだが、ミュンヘンではもう少し強ければ「嵐」と報じられるだろう。やはり天候は下り坂のようだ。