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2009年12月02日

「終わりよければ.....」とはいかなかった

水曜日・晴れ / 外気温5度
7時40分起床。今日も少し寝過ごしてしまった。このところ昼寝をしないと度々この現象が出る。やはり昼寝はした方が良いのかな。しない方が夜の眠りの質は高いのだけれど。

今日は10時からのプローベが入っていたから、ちょっと朝は慌ただしかった。11時半までの音楽稽古は Medea と Tannhäuser 。前夜が Premiere だったのに10時からの練習を入れるのか、と同僚の間では文句が出ていた。

プローベが終わって外へ出ると気持ちの良さそうな天気。それにつられて Max-Weber-Platz まで歩いた。帰宅して簡単な食事。そのあと例によって眠くなってきて、夜の公演もあるし、上に書いたような理由で今日は昼寝をすることにした。一時間ほどグッスリと眠って独りでに眼が覚める。

そのあと、昨日に続いて合唱の統計の記載を始める。どうやら一段落付いたが、まだあと少し残っている。明日は休日になっているのでそれは明日に回した。まだ一時間ほど時間があったのでわたしのとブリギッテのシャツを5枚ほどアイロン掛け。

オペラが撥ねて楽屋口から出ようとしたら、今夜観客席に来ていたブリギッテの親類の男性がわたしを待ち構えていて家まで送ってやるという。この男、わたしはあまり好きでないので断ったのだがかなり強引。楽屋口の廻りにはソリストのサインを求める人で混んでいたからそこでゴチャゴチャするのも気が引けて彼の車に乗った。 Tram で帰宅するのとせいぜい10分ぐらいしか違わないのだ。歩数も2000歩ぐらい盗まれることになる。(笑)

要するに、彼はわたしを送りがてらわが家に立ち寄りビールを飲みたかったようだ。(汗) 好意的に解釈すれば、オペラを見終わったあとの興奮を誰かと分かち合いたかったのかもしれない。しかし、わたしも疲れていたし、ブリギッテも明日は仕事があるからと彼がビールを2本飲み終えたところで、やんわりと体よくお引き取りを願った。この時点で11時40分。あまり愉快ではない一日の幕引きだった。