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2010年01月15日

「ミレニアム」全六冊、読了

金曜日・曇り / 外気温マイナス2度
7時10分起床。しばらく振りに午前中はプローベが入っていた。そんなわけで7時過ぎの起床。ベルリンからミュンヘンを訪れた知人と昼食を一緒にしたあとは何も無し。夕方7時過ぎに 「ミレニアム」三部作・全6巻を読了した。

10時から11時半までは音楽稽古。それが終わってからすぐに劇場を出て知人と約束した中華料理店まで歩く。この中華料理店は急ぎ足で歩いて劇場から20分ほどの距離。

この知人は昨年の11月17日に同僚宅のパーティで知り合ったヨーロッパ在住の若い日本人。奥様ともどもクラシック音楽が大好きで、仕事にうまくスケジュールを合わせてヨーロッパ中の劇場を聴き歩いているというご夫婦だ。今日は奥様のミュンヘン到着が遅れたとかで男同士の会食だった。まだ40歳前という若い人のお話はとても興味深く、特にオペラの新演出に関してはヘェ~と思う部分も多くて、若い人たちの意見も聞かなくてはいけないな、と感じた。

3時間ほどおしゃべりをしたあと次回の再会を約束して別れる。ご夫妻の予定だが、今晩はヘラクレス・ザールで行われるコンサート、明晩は Nationaltheater で「タンホイザー」、日曜日は「ドン・カルロ」を観られる予定だという。

家に戻ってくるまでの S-Bahn 、 Tram の中で早速読みかけの「ミレニアム」を開く。帰宅した4時過ぎからブリギッテの戻ってきた7時過ぎまでそれを読み続けてとうとう読了。読み応え充分で大満足!

さて、次に読む本は同僚の U さんが貸してくれた村上春樹著の 1Q84 。早速今晩から読み始めようか、それとも今夜は「ミレニアム」の余韻を楽しんで、明日からにしようか考慮中。贅沢な悩みだ。(笑)