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2010年02月14日

しばらく振りに、軽い喘息気味

日曜日・曇り / 外気温マイナス3度
10時起床。ほぼ一年ぶりぐらいに、明け方から喘息気味になってスプレーを使用した。そのあと二度寝したので起床は10時近く。そろそろ喘息に気をつけるそんな時期になってきたということか。

昨夜は眠る時からちょっと息苦しい感じがしていたのだが、明け方5時過ぎに苦しくて眼が覚めた。喘息用のスプレーを使ってすぐに楽になったが、前回使用したのはいつだったのか記憶に無い。わたしは毎年2月末から4月頃まで喘息気味になることが多いので、決してパニックに陥ったわけではない。ただ、「ああ、またうっとうしい季節がやってくるのか」と思うだけ。

朝食にカローラが来ることになっていたので9時には起きようと思っていたのだがグッスリと寝入ってしまって、朝食は10時半頃からになった。日曜日は Semmeln の配達を頼んであるので、いつもとは違う心豊かな感じになる。今日は久しぶりにベーコンをカリカリに焼いて、その油でスクランブルエッグを作った。

後かたづけを済まして、12時からテレビで Jonnas Kaufmannの特集番組 "Ein ganz normaler Held" を見た。Fritz Wunderlich 以来のドイツ期待のテノールである。彼はミュンヘンで" Lohengrin "のタイトルロールを歌ったが、その時にも感心した。

チューリッヒ劇場制作の「カルメン」の映像が多かったけれど、プライベートな一面をも見せてくれて大いに楽しめた。奥さんもメゾソプラノ歌手で二人の間には3人の子供もいる。そんなところにも親近感が湧いてくる。

午後は iMac に録画しておいた日本紹介番組をカローラが見たいというのでそれを変換して DVDに焼く作業をしていた。ARTE という放送局から昨年の10月に放送された「日本・天皇と彼の軍隊」という題で太平洋戦争時の記録映像を多く使ったものだ。

変換に時間が掛かるので、その間ブリギッテと散歩に出掛けた。彼女は義母のところに用事があるというのでそこまでの往復に付き合い、そのあと一人で森への散歩を試みた。凍っていて滑るのではと心配していたが、幅の広い散歩道はきれいに除雪されていて歩きやすかった。これで今日はようやく一万歩を達成。

夕食は早めに6時過ぎにとる。ブリギッテが昨夜からButtermilch に漬けておいた Wild (獣肉・鹿肉)を使ってグーラッシュを作ったのだが、おいしかった。こういう料理も寒い時の方がおいしいような気がする。食後、カローラが帰っていって、わが家はまた夫婦二人だけの静かな夜になった。