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2010年02月18日

路上の雪が消えていく

木曜日・晴れ時々曇り / 外気温8度
7時40分起床。昨日ほどではないが、今日も青空の多い良い天気。外気温は今日の方がはるかに高かったようで空気自体が軟らかい。午前と夕方、2回のプローベがあり、そのあとは久しぶりにコンサートを聴いた。

わたしが目覚めた時、すでにブリギッテは出掛けていてちょっと申し訳なかった。今夜は彼女も Gasteig でのコンサートに行くのでその前に仕事をキッチリと終わらせるために早めに出社したのかもしれない。

わたしは10時10分から " Dialogues des Carmélites " の衣装合わせ。なんの変哲もない普段着で、毛糸の帽子をかぶるのだけがわたしにとっては非日常的な感じ。10分もしないで終わったのでそれから合唱練習室でのプローベに出る。そのあと30分の休憩を取って" Roberto Devereux "のオーケストラ合わせ。

ところが練習場に行ってみると指揮者の Friedrich Haider 氏が不思議そうな顔をして「あれ、合唱は今日は必要としてないよ」と言う。結局、事務上の手違いということになって帰宅した。こういう事になるとサッと居なくなるのは百戦錬磨の同僚達。指揮者の気が変わって 「せっかく来たんだからソリストの絡みのところだけやろうか」なんて言い出さないうちにと、60秒以内には消えている。その行動力たるや見事なもんだ。(笑)

自宅に戻る Tram の中ではガラス窓から差し込む柔らかい光でついウトウトとなる。家に着く直前に先日から読み始めていた本 「田村はまだか」を読み終わった。帰宅して昼食をとってから一時間の昼寝。目を覚ますとうっすらと陽の差しているテラスの温度計は10度を示していた。夕方5時からは " Roberto Devereux "の舞台稽古があるので4時過ぎに家を出る。

このプローベはいろいろな面で「なんだかな〜」と疑問に思えるものだった。5時に始まって7時前に終わったので、まあ許せる。そのあとブリギッテと待ち合わせて今夜のコンサート会場である Gasteig へ。終演後の Tram にうまいこと間に合って10時40分の帰宅。