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2010年03月09日

幸せな休日だった

火曜日・晴れ / 外気温マイナス2度
7時起床。今日はわたしの休日で、文字通り一歩も家から出なかった。こういう完全休日もあって良いだろうと思う。

定時にブリギッテを送り出してからゆったりとシャワーを浴びて洗髪を済ませる。午前中は読みかけの本を読了。その後、音楽のダビングなどをしているうちに昼食時となった。土曜日のパーティで残ったものを食べる。

土曜日のメイン料理はブリギッテの育った北ドイツ地方のもので"Grünkohl mit Pinkel / Kochwurst / Kassler" 。寒い地方特有のカロリー豊富な食べ物である。その写真はリンクのページを見られると載っているので興味のある方はご覧ください。ところで、この Pimkel(n)というのはドイツ語を囓った方なら???と思う単語である。辞書を引いて貰うと分かるがオシッコをするという俗語なのだ。

ただでさえソーセージというのは、その形状からたびたび男性器に例えられるが、その上に Pinkel という名前をつけるのはいかがなものかとわたしなどは思ってしまうのである。ブリギッテにその由来を聞いてみると、ソーセージというのは大抵が肉屋の天井から吊してあって、その Pinkel なるソーセージが作りたての場合はその先端から液体(脂肪)がポタリポタリと落ちるのだそうだ。その様子から来た命名ではないかと言う。

image わたしなどはまずその名前からして尻込みしてしまうような食べ物ではあるのだが、これが食べてみるとおいしい。しかし舌の上に乗せた時にカロリーの高いであろうことはすぐに分かる。したがってこれを食べたあとには必ずといって良いほど Schnapps と呼ばれる高アルコール度の蒸留酒が付きもので、これでいま食べたばかりの脂肪分を燃やし、分解してしまおうという考えである。わたし自身の体験上、これを飲むか飲まないかで胃のもたれ方が違うから、やはり風習には従っておくのに越したことはない。こうした食文化は暖房設備も完全でなかった頃の厳しい寒さに耐える北ドイツの人々の知恵だったのだろう。しかし、現代の快適な環境において、こういうものをしょっちゅう食べていたらあっと言う間に太るだろう事は間違いのないところだ。(笑)

午後1時(日本時間21時)からは、愛聴している Apple News Radio ワンボタンの声 の Ustream で 300回配信記念プレゼントの抽選 があるというのでそれを見るために Macの前に座った。実はわたしもこの抽選に応募していたのである。(笑) 最初のほうにちょっとした放送事故があって少し遅れて抽選が始まった。そしてなんと、 YAMAMURA 氏が一番最初に引いた当たりクジがわたしだったのである。これにはわたしも驚いてしまった。それからしばらく抽選が続いていたのだが、ちょうどそのころ昼食に食べたものが胃の中で消化し始めたのか(食後に飲んだ Schnapps の効き目も手伝った)、ものすごい睡魔に襲われて昼寝モード。

ブリギッテはいつもの通りに7時過ぎに帰宅。空腹を抱えて帰った彼女は当然のごとく残り物の "Grünkohl mit Pinkel / Kochwurst / Kassler" を電子レンジに入れて暖める。わたしも律儀にお付き合いして今日、二度目の高カロリー食。そのあと Schnapps を二杯飲んだけれど、体重はグッと増えるだろうな。間の悪いことに今日は家の中に閉じこもっていたから歩数は2000歩にも届いていないのだ。(-_-;)