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2010年05月12日

どうしてだか、ちょっと気ぜわしい

水曜日・曇りときどき晴れ / 外気温15度
7時20分起床。天気予報のとおり、朝からどんよりとした曇り空。しかし午後4時頃からは少し晴れ間も見えたりしてそれほど悪い天気ではなかった。今夜から四回にわたる「アイーダ」のシリーズが始まった。

image 現在ミュンヘン市内は各地から Ökumenischer Kirchentag のために訪れた人で一杯。こういう催し事があると街のど真ん中にある Nationaltheater 周辺は警察の警戒が厳しくなる。そこに働くわたしのような者は劇場発行の身分証明書を見せたりしなくてはならない時も多い。

"Ökumenisch" という単語は「世界教会一致運動」という意味で、 カトリック教徒とプロテスタント教徒の親睦を図るという趣旨でミュンヘンに集まっているようだ。集まってくるのはけっこう若い人たちが多い。最近ドイツ国内では神職にある人たちの子供たちへの性犯罪が何度か暴露されており、教会離れの風潮に歯止めを掛けたいという狙いもあるのかもしれない。

午前中は10時から1時間半の音楽稽古。内容は「愛の妙薬」と「アイーダ」で、合唱指揮者がかなり神経質になっていた。終了して帰宅。数日前から Schweinebraten を食べたいなと思っていて、昼食は Max-Weber-Platz 近くの Hofbräukeller で食す。帰宅して一息ついたあと1時間の昼寝。眼が覚めたあとは明晩の「愛の妙薬」のテキストの怪しいところを復習する。5時半頃の Tram で劇場へ。

Max-Weber-Platz から劇場までの道を歩いたのだが、各交差点には警官とパトカーが停車していて、一般車はほとんど街中へ入れないようになっていた。旧市内を囲む環状線は歩行者天国のような感じで催し物のテントなどがずらりと並んでいた。それらを横目に見ながら9時半頃の帰宅。