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2010年05月15日

路面電車に暖房が入った五月

土曜日・曇りときどき雨 / 外気温9度
7時半起床。今日は "PABLO" のわが家滞在最後の日。2週間はあっと言う間に経ってしまった。年齢を重ねて大人になったということもあるが、それだけこの犬がわが家に溶け込んでいたということか。午前中には Medea in Corinto の舞台稽古、夜は "Aida" の二回目の公演があった。ミュンヘン市内は土曜日+ Ökumenischer Kirchentag ということでものすごい人出であった。

今日も一日中太陽の光は拝めなかった。気候がスキッとしないと身体の方に影響が出るのか、なんだか疲れ気味でシャキッとしない。午前の舞台稽古に向かう時も霧雨になっていて歩く意欲が削がれてしまい、途中から2駅だけトラムに乗った。

そんなわけで舞台稽古の方も余り集中できず。1時間ほど早く解放されたのを幸いに帰途を急いだ。買い物から戻ったブリギッテと残り物で簡単な昼食を済ませ、ベッドに潜り込む。1時間ほどグッスリと眠って起きる。6時少し前に家を出て劇場へ。

先回も書いたように今回演出のアイーダでは、民衆の役は休憩の前で解放される。今夜は女声合唱団員の一人が最近結婚してそのお披露目のパーティが幕間にあったので、自分の出番が終わったあと心おきなくくつろぐことが出来た。そこでご馳走になってから帰宅。

今日のミュンヘンの Tram はなんと暖房が入っていた。それが心地よくて、そうでなかったら車内はかなり寒さを感じたのではないかと思う。こんな5月は本当に記憶に無い。