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2010年10月05日

本格的な秋の始まり?

火曜日・曇りときどき小雨 / 外気温17度
7時半起床。2週間に一日しか雨の降らなかったオクトーバフェストが終わった途端に天気が崩れだした。(笑) 午前中のプローベも夜の公演も出なくて良くなったから実質休日となった。

朝食の後、劇場からの呼び出し電話がないことを確かめてから "PABLO" を連れて森への散歩に出掛ける。しかしどうも彼の様子が変だ。余り元気がないのである。最後の方には右足をかばって歩いているのに気がついた。帰宅してブリギッテに聞いてみると、数日前から自分で右足を噛んだりして、それがひどいようだと医者に連れて行かなくてはならないということだった。少々心配である。

昼食はまたまたオクトーバーフェストの残り物である「鶏の丸焼き」をオーブンで温めて食べる。これを平らげて、ようやく今年のオクトーバーフェストが終わった気がした。(^_^;)

午後からブリギッテが彼女のお母さんを医者まで送り迎えするので出掛けた。その間、わたしはのんびりと好きなことをして過ごす。気温がだんだん下がって来ているのか、足先に冷たさを感じる。午後4時まで待機していたが今夜の公演「「セビリアの理髪師」」は同僚の病欠はなかったようだ。(^_^)

"PABLO" の様子を観察しているのだが、散歩から戻ってからずっと彼のためにしつらえた毛布の上で寝入っている様子。やはり調子が悪いのだろう。

image 夕食は2Kg のムール貝を「白ワイン蒸し」で食べる。これが食卓に上り始めると夏が過ぎ去ったなと感じる。作り方は簡単でタマネギ、ニンジン、セロリ、ニンニク、をザクッと切ってそこへ香料の Nelke (チョウジ)と Wacholder (ネズ) を加え、その中でムール貝を蒸し煮にするだけ。これを白ワインを飲みながら食べるのは、どこか遠い昔への郷愁が蘇ってくるようで特別の感慨がある。

明日は午前も午後も確実にプローベが入っている。出るのか出ないのかわからず、待機していなくてはならない予定よりはこの方がはるかに落ち着く。(^_^;)